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問題の土地は、インド北部の町アヨーディヤにあるヒンドゥー教の神の生誕地とされる聖地で、1992年に過激なヒンドゥー教徒がそこにあったイスラム教のモスクを破壊したことをきっかけに、土地の所有権をめぐって各地で暴動が繰り返されるなど対立の象徴となってきました。

9日の判決で、インドの最高裁判所は、土地はヒンドゥー教徒側に属し、今後、政府の管理のもとでヒンドゥー教の寺院を建てるよう命じる一方、イスラム教徒側には近隣に代わりの土地を与えるよう命じる判決を言い渡しました。

ヒンドゥー至上主義を掲げるモディ首相は今回の判決について「勝者も敗者もない」として、国民に冷静な対応を呼びかけたのに対し、イスラム教徒側は、「判決はわれわれが期待したものではない」と不満を表明しました。

判決を受けて、今後、新たな混乱や衝突が起きるおそれがあるとして、インドでは、全土で警備が強化されたり学校が休校になったりしていて、日本大使館も現地の日本人に対し不測の事態に巻き込まれないよう注意を呼びかけています。

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