ロシア外相 日米同盟に懸念示す 平和条約交渉でけん制か #nhk_news https://t.co/uuTVyUIxdh
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年11月23日
ロシアのラブロフ外相は、G20=主要20か国の外相会合に出席するため名古屋市を訪れ、22日夜、茂木外務大臣と会談しました。
ラブロフ外相は23日、記者団に対し、「ロシアと日本の関係を新たな段階に引き上げるにあたって、日米同盟は当然、問題となる」と述べました。
そのうえで、「日本とアメリカの軍事的・政治的な同盟が強化されることを、ロシアは安全保障上の観点から懸念していると、日本側に再三、伝えている」と述べ、懸念を払拭(ふっしょく)するよう求める姿勢を強調しました。
ロシアは、日本がアメリカから新型迎撃ミサイルシステム「イージスアショア」を導入することに、これまでもたびたび懸念を示しています。
12月中旬には、モスクワで次の日ロ外相会談が予定されていることから、ラブロフ外相の発言は、日本側が北方領土問題を含む平和条約交渉を進展させようとするのをけん制するねらいがあるものとみられます。
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