イラン 反政府デモで7000人を拘束か #nhk_news https://t.co/My7XSUSTtY
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年11月28日
イランでは、政府が事前の予告なしに、今月15日からガソリン価格を50%以上引き上げたことをきっかけに、各地で反政府デモが起きました。
国営メディアは27日、イラン政府が、一連の反政府デモに全国で13万人から20万人が参加したと見ていると伝え、140の政府機関や50以上の軍事施設が放火などの被害にあったと明らかにしました。
また、一部のイランメディアは、安全保障を担当する議員の情報として、これまでに治安当局がデモの関係者およそ7000人を拘束したと伝えていて、イラン政府はデモの動きを抑え込む姿勢を鮮明にしています。
イラン政府は、デモの直後の16日からインターネットの通信を大幅に制限していて、首都テヘランでは、28日までに携帯電話でもインターネットに接続できるようになるなど、各地で段階的に解除されているものの、一部の地域では通信制限が続いているものとみられます。
政府は混乱はおさまったと強調していますが、アメリカの経済制裁の影響で物価が高騰する中、国民生活は厳しさを増していて政府に対する不満が解消するめどは立っていません。