インド 迫害で逃れてきた人に市民権もイスラム教徒除外で批判 #nhk_news https://t.co/nKsAjmmBo2
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年12月12日
インド議会の上院は11日、パキスタンとバングラデシュ、それにアフガニスタンから迫害を逃れてきたヒンドゥー教徒などについて、一定の条件を満たせば市民権を与えるという法律の改正案を可決しました。
ただ、この改正案では近隣の国で多数派のイスラム教徒は対象外になっています。
ヒンドゥー教徒寄りの政策を進めているモディ首相は、ツイッターに「インドにとって画期的な一日だ」と投稿したほか、与党も「イスラム教徒を傷つけるものではない」などと主張しています。
これに対して野党は、宗教による差別で憲法に違反しているなどと批判しています。
また北東部を中心に各地で抗議デモが相次ぎ、このうちアッサム州では、車に火をつけるなど一部が暴徒化していて、軍の兵士が配備されたほか、インターネットなど通信も規制され、緊張が高まっています。
Indian bill criticized as anti-Muslim https://t.co/Vll5U0wUBu
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2019年12月12日