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韓国国防省の報道官は23日の定例会見で、アメリカの大型無人偵察機グローバルホークが23日の朝、韓国に到着したことを明らかにしました。

報道官は詳しい状況について言及しませんでしたが、韓国の連合ニュースによりますと、来年前半までに韓国が導入する予定の4機のうちの1機目で、南部のサチョンにある空軍基地に到着し、配備に向けて準備を進めているということです。

グローバルホークは、搭載された赤外線センサーやレーダーを使って、昼夜を問わず、悪天候でも地上の目標物を捜索・監視できるのが特徴です。

韓国は、弾道ミサイルなどの発射を繰り返す北朝鮮への監視を強化することにしていますが、グローバルホークの導入をめぐり、北朝鮮が反発することも予想されます。

北朝鮮は、アメリカとの非核化交渉の期限を一方的に「年末」として挑発を強め、「クリスマスのプレゼントに何を選ぶかはアメリカしだいだ」とする談話を出すなどしてアメリカに譲歩を迫っています。

これについて、トランプ政権でことし9月まで安全保障政策を担当したボルトン大統領補佐官は23日、ツイッターアメリカは北朝鮮の核保有を受け入れないと言うが、いまは真の政策というより口先だけだ」と批判しました。

そのうえでアメリカ軍や同盟国に対する危険は差し迫っている。北朝鮮アメリカ本土を脅かす技術を得る前に、もっと効果のある政策が必要だ」として、核・ミサイル開発を防ぐ実効的な対応をとるべきだと主張しました。

また、ボルトン氏は、ニュースサイト「アクシオス」のインタビューで、トランプ大統領北朝鮮の短距離ミサイルの発射を問題視しない考えを示していることに対して、「日本や韓国、それにこの地域に駐留するアメリカ軍への危険を気にしないと言っているに等しい」と非難しました。

さらに、「最大限の圧力をかける方針は残念ながら事実ではない。もし新たな挑発があれば、トランプ政権は政策の失敗を認めるべきだ」と批判し、政策を実質的に転換する必要があると主張しています。

アメリカメディアは、安全保障政策の中枢を担った元高官の異例ともいえる批判を大きく伝えていて、北朝鮮の動向への警戒が高まっています。

北朝鮮は先月28日、キム・ジョンウン金正恩朝鮮労働党委員長の立ち会いのもと、「超大型ロケット砲」の発射実験を行い、こうした発射について河野防衛大臣は今月21日の訓示で「北朝鮮は相次いで弾道ミサイルなどの発射を行い、わが国の安全に対する重大かつ差し迫った脅威だ」と述べました。

これについて北朝鮮の国営メディアは24日論評を発表し、発射について主権国家の堂々たる自衛的権利で誰も文句をつけられない」として自衛のための措置だと正当化しました。

そのうえで「ロケット砲の発射実験は海を越えた島国には、脅威にならないことは子どもでも分かる。日本はわが国に対する国際的な圧迫を扇動している」として、日本は北朝鮮に対する脅威をあおっていると主張しました。

また、安倍総理大臣が前提条件をつけずにキム委員長と直接向き合う決意を表明していることを念頭に、「出任せを言いながら相変わらずわが国に対する制裁にこだわっている」としています。

北朝鮮アメリカとの非核化交渉の期限を一方的に「年末」だとしたうえで、「クリスマスのプレゼントに何を選ぶかはアメリカしだいだ」とけん制していて、新たな挑発行為への警戒が高まっています。

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