チョ前法相の逮捕状 裁判所が審査始める 韓国 #nhk_news https://t.co/mGWn1HabK2
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年12月26日
この問題は、プサン(釜山)市の前の副市長が政府の金融委員会の幹部を務めていたおととし、収賄疑惑があったにもかかわらず大統領府が内部監察を不正に打ち切ったとされるものです。
これについて検察は今月23日、当時、大統領府で監察を担当する民情首席室のトップを務めていたチョ・グク前法相について、職権乱用の疑いで逮捕状を請求し、裁判所は26日午前10時半から逮捕状を出すかどうか審査を行っています。
審査に出席するため裁判所を訪れたチョ前法相は「逮捕状の内容には同意できない。裁判官に詳しく話したい」と述べました。
チョ前法相は裁判官の質問に答えたあと、午後3時ごろに険しい表情で裁判所をあとにし、近くにある施設で裁判所の判断を待つことにしています。
韓国メディアによりますと、裁判所は26日夜遅くにも判断を示すということです。
仮にチョ前法相が逮捕されれば、ムン・ジェイン政権への打撃は避けられない見通しで、裁判所の判断に関心が集まっています。
南北鉄道・道路連結 着工式から1年も進展なく 北朝鮮が不満 #nhk_news https://t.co/7NIEdbarLI
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年12月25日
韓国と北朝鮮は、ちょうど1年前、北朝鮮のケソン(開城)工業団地の近くにある駅で、南北の鉄道と道路の連結に向けた着工式を行いました。
しかし、ことし2月の米朝首脳会談が物別れに終わるなど、北朝鮮の非核化に進展がみられず、国際社会による制裁措置に抵触するおそれがあるため、本格的な工事は行われていません。
これについて、韓国統一省の報道官は、「北と協議をしたうえで、基本計画の設計などの手続きを段階的に推進する予定だ。また南北間だけでなく米朝の対話の進展が重要で、韓国としてそのために努力をしている」と述べました。
一方、北朝鮮は、制裁が解除されず、南北の経済協力が進まないことに不満を募らせていて、ことし10月には景勝地のクムガン山(金剛山)に南北による共同の観光事業として建設した韓国側の施設を撤去するよう求めました。
こうした中、中国やロシアは今月、共同で、国連の安全保障理事会に北朝鮮への制裁の一部緩和を求める決議案を提出したことを明らかにしました。
ただ、アメリカは時期尚早だとして支持しない考えを示していることから安保理での採択は困難だとみられており、南北の関係改善の見通しも立っていません。
Little progress in inter-Korea rail, road projects https://t.co/8zvY7xSHKt
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2019年12月25日
クリスマス警戒続く 米軍は偵察機4機を朝鮮半島に派遣 #nhk_news https://t.co/DtG8vHoZ89
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年12月25日
北朝鮮外務省でアメリカを担当するリ・テソン次官は今月3日、「クリスマスのプレゼントに何を選ぶかはすべてアメリカの決心にかかっている」とする談話を発表し、難航している米朝の非核化協議をめぐり、アメリカが打開策を示さなければ何らかの対抗措置をとる可能性を示唆しました。
こうした状況を受けて各国は警戒を強めていて、韓国の連合ニュースは、アメリカ軍が4機の偵察機を朝鮮半島に派遣し、ICBM=大陸間弾道ミサイルや、SLBM=潜水艦発射弾道ミサイルの発射に向けた動きがないかなど、監視や警戒にあたったと伝えました。
これまでのところ、北朝鮮による挑発的行動はないまま、朝鮮半島ではクリスマスが過ぎましたが、時差のあるアメリカでは、まだクリスマスのさなかであるため、警戒が必要だという見方も出ていて、韓国大統領府の関係者は25日、「すべての状況を鋭意注視している」と述べました。
さらに、北朝鮮は、非核化交渉の期限を一方的に年内と区切り、制裁緩和に応じないアメリカに譲歩を迫っているほか、重要政策を決定する朝鮮労働党の中央委員会総会を今月下旬に開催すると明らかにしており、各国は北朝鮮の動向に神経をとがらせています。
北朝鮮“クリスマスプレゼント” 挑発的な動き確認されず #nhk_news https://t.co/RxzLszCn1x
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年12月26日
北朝鮮外務省は今月、「クリスマスのプレゼントに何を選ぶかはすべてアメリカの決心にかかっている」とする談話を発表し、米朝の非核化協議をめぐり、アメリカが打開策を示さなければ何らかの措置を取る可能性を示唆しました。
アメリカの東部時間では26日になりましたが、これまでのところ北朝鮮による挑発的な動きは確認されていません。
韓国国防省の報道官は、26日午前の定例会見で、「アメリカと協力して北の動向を監視している。わが軍は、多様な軍事的な状況に備え、態勢を維持している」と述べました。
これに関連して、専門家などの間では、中国とロシアが国連の安全保障理事会で、北朝鮮に対する制裁の一部緩和を求める決議案を提出したことから、北朝鮮が、各国の出方を見極めようとしているのではないかという分析も出ています。
一方、北朝鮮は、重要政策を決定する朝鮮労働党の中央委員会総会を今月下旬に開催すると予告しましたが、これまでのところ総会の開催は確認されておらず、各国は引き続き北朝鮮の動向を注視しています。
26日付けの朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長に、友好国から新年を前にした祝賀メッセージが送られてきたことなどを伝えていますが、今月下旬に開催すると予告した党の中央委員会総会については言及していません。