イラク 米大使館がある地区にロケット弾が着弾 #nhk_news https://t.co/4mQZlqTdMb
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年1月4日
アメリカ軍などによりますと、イラクの首都バグダッドの北およそ90キロのところにある、アメリカ軍も使用するイラク空軍の基地に4日午後、ロケット弾が撃ち込まれました。
また同じころ、バグダッドの「グリーンゾーン」と呼ばれる、アメリカ大使館がある地区にもロケット弾が1発、撃ち込まれました。
いずれもけがをした人はいませんでした。
これらのロケット弾を誰が発射したのか、詳しいことはわかっておらず、地元の警察などが捜査しています。
イラクでは先月、北部にあるイラク軍の基地にロケット弾が撃ち込まれ、駐留するアメリカ国籍の民間人やアメリカ軍兵士の合わせて5人が死傷しました。
アメリカ軍はこれに対する報復措置として、イランが支援するイスラム教シーア派の武装組織の拠点を攻撃し、さらにはイランの精鋭部隊、革命防衛隊のソレイマニ司令官をバグダッドで殺害しました。
これに対しイランは、アメリカに報復する構えを見せていて、こうした中でロケット弾が撃ち込まれただけに、アメリカとイランの間で緊張がさらに高まることも予想されます。
Rocket lands in Baghdad's Green Zone https://t.co/xGwLAxQCcb
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2020年1月4日
Rockets fall near US Embassy, air base in Iraq https://t.co/ODKlQ5uUL6
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2020年1月4日
24 hrs ago, an arrogant clown— masquerading as a diplomat— claimed people were dancing in the cities of Iraq.
— Javad Zarif (@JZarif) 2020年1月4日
Today, hundreds of thousands of our proud Iraqi brothers and sisters offered him their response across their soil.
End of US malign presence in West Asia has begun. pic.twitter.com/eTDRyLN11c
司令官殺害 ひつぎがイランへ 各地で追悼式典など予定 #nhk_news https://t.co/p1mfCiQrYU
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年1月4日
アメリカ軍は3日までに、トランプ大統領の指示にもとづき、イラクの首都バグダッドでイランの精鋭部隊、革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害しました。
革命防衛隊の報道官によりますと、ソレイマニ氏のひつぎは現地時間の5日朝までに、イラン南西部の都市、アフワズに到着する予定です。
その後、首都テヘランなど各地で追悼式典や葬儀が行われることになっています。
イランの最高指導者ハメネイ師は、イラン全土で3日間の喪に服すと宣言し、テヘラン中心部の大通りでは、追悼のためソレイマニ氏の写真があちらこちらに掲げられています。
また、各地で映画館が営業を取りやめたほか、コンサートが中止になったということです。
34歳の会社員の女性は、「ソレイマニ氏は本当に立派な司令官で、私たちの安全を守ってくれていたので、映画館を休館にする措置には賛成です」と話していました。
一方、現地のメディアによりますと、革命防衛隊の幹部は「イランは、周辺地域でアメリカの35の重要施設を標的としてねらうことができる」と述べ、アメリカに関係する施設を対象にした報復をちらつかせ、警告しています。
イラクのアブドルマハディ暫定首相は、アメリカ軍によって殺害されたイランの精鋭部隊、革命防衛隊のソレイマニ司令官とイラクのイスラム教シーア派の民兵組織の幹部らを追悼するため、今月4日から6日までの3日間を国をあげて喪に服す期間と定めると発表しました。
イランのソレイマニ司令官がアメリカ軍に殺害されたことを受けて、パレスチナのガザ地区ではイランの軍事支援を受けてきた武装組織が追悼行事を開き、参加者からはアメリカなどへの報復を訴える声が相次ぎました。
パレスチナ暫定自治区のガザ地区では、現地を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスが武装組織イスラム聖戦とともに4日、ソレイマニ司令官の写真を掲げたテントを設け、数百人が司令官の死を悼むとともに、アメリカとイスラエルの国旗を燃やして怒りの声をあげました。
このうち、ハマスの支持者だという男性は「アメリカはパレスチナを支援してくれた最大の恩人を殺害した。パレスチナの武装組織はイランの支援を受ける周辺の組織とともに、アメリカやイスラエルに報復すべきだ」と訴えていました。
ソレイマニ司令官が率いていたイランのコッズ部隊は、ペルシャ語で「エルサレム」を意味していて、司令官はイスラム教の聖地エルサレムやパレスチナをイスラエルによる占領から解放するためとして、中東各地の武装組織にロケット弾や軍事用ドローンの技術を提供したり、戦闘員の訓練を行ったりしていたと見られています。
こうしたことからソレイマニ司令官の殺害はイランだけでなく、その支援を受けてきた中東各地の武装組織と、アメリカやイスラエルとの間でも軍事的な緊張を高める形となっています。
NATO=北大西洋条約機構の報道官は4日、中東情勢が緊迫していることを受けて、イラクの治安部隊を訓練する任務を一時中断したことを明らかにしました。
NATOは、過激派組織IS=イスラミックステートが再び勢力を拡大するのを防ぐため、加盟国から数百人規模の要員を派遣してイラクの治安部隊のテロ対策能力を高める訓練を行ってきました。
今回の決定について、NATOの報道官は、任務の一時中断で全面的な終了ではないと強調し、再開に向けて地域の状況を注視していくとしています。
情勢が緊迫して以降、NATOのストルテンベルグ事務総長はアメリカのエスパー国防長官と電話で意見を交わし、今後もアメリカ側と緊密に情報を共有していくということです。
フランスのマクロン大統領は4日、イランの周辺国と相次いで電話で会談し、地域の緊張緩和に向けて取り組むことを確認しました。
フランスの大統領府によりますと、マクロン大統領は司令官殺害の現場となったイラクのサレハ大統領と会談し、イラクの治安や主権が保たれるよう協力するとしたうえで、地域の緊張がこれ以上高まることがないよう、緊密に連絡を取り合うことを確認しました。
また、UAE=アラブ首長国連邦のムハンマド・アブダビ皇太子との会談では、地域の情勢をめぐる懸念を共有したうえで、緊張緩和に向けすべての当事者に働きかけていくことで一致したということです。
ロシア外務省によりますと、ラブロフ外相は4日、イランのザリーフ外相と電話で会談し、ソレイマニ司令官がアメリカ軍に殺害されたことに哀悼の意を示しました。
そのうえで両外相は「アメリカの行動は、国際法の基本原則に対する明白な違反であり、中東地域に蓄積する複雑な問題の解決に寄与するどころか、新たな緊張の波を引き起こす」として、ともにアメリカを強く非難する立場を確認したということです。
中国外務省によりますと、中国の王毅外相は4日、イランのザリーフ外相と電話で会談し、ソレイマニ司令官が殺害されたことについて、「アメリカの軍事的な冒険行為は国際関係の基本的な規範に背いており、地域情勢の緊張と不安を激化させる」と述べ、アメリカを批判しました。
そのうえで、「中国は、国際関係の中で武力を使用することに反対で、軍事的な手段に出口はなく、極度な圧力はさらに通用しない。中国は、アメリカに対し武力を乱用せず、対話で問題の解決を追求するよう促した」などと述べたということです。
Soleimani's coffin to arrive in Iran https://t.co/lvyRRGQJEM
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2020年1月4日
Russia, China FMs talk with Iran counterpart https://t.co/gOMWS8lZo7
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2020年1月4日
Iran is talking very boldly about targeting certain USA assets as revenge for our ridding the world of their terrorist leader who had just killed an American, & badly wounded many others, not to mention all of the people he had killed over his lifetime, including recently....
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) January 4, 2020
....hundreds of Iranian protesters. He was already attacking our Embassy, and preparing for additional hits in other locations. Iran has been nothing but problems for many years. Let this serve as a WARNING that if Iran strikes any Americans, or American assets, we have.....
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) January 4, 2020
....targeted 52 Iranian sites (representing the 52 American hostages taken by Iran many years ago), some at a very high level & important to Iran & the Iranian culture, and those targets, and Iran itself, WILL BE HIT VERY FAST AND VERY HARD. The USA wants no more threats!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) January 4, 2020
トランプ大統領 イラン報復の構えに警告「直ちに激しく攻撃」 #nhk_news https://t.co/PDEt9rg9Cd
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年1月4日
アメリカがイラクの首都バグダッドでイランの精鋭部隊、革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したことに対し、イランは報復措置をとる構えを見せていて緊張が高まっています。
これについてアメリカのトランプ大統領は4日、ツイッターに投稿し、「司令官はテロリストの指導者で、アメリカ人や大勢のイランのデモ隊を殺害し、さらなる攻撃を準備していた」と非難しました。
そのうえで「イランがアメリカ人を攻撃するなら、アメリカはすでにイランの52か所を目標に設定しており、直ちに激しく攻撃する」と書き込みました。
トランプ大統領は攻撃目標の数の「52」という数字について、かつてイランにあるアメリカ大使館が占拠されたときの人質の数だとしたうえで、「目標のいくつかはとても高い地位にあり、イランとイランの文化にとって非常に重要なものだ」と指摘し、イランに対し、報復しないよう警告しました。
Trump: Iranian sites will be hit if US is attacked https://t.co/oy7VRnSulT
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2020年1月5日
“52”とはそういう意味だったんか! 教養のある立派な大統領やな。 https://t.co/7FYf8yHCmq
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) January 5, 2020
とりわけバグダディについては、私は正確な判断材料をもちあわせないけれど、トランプが殺害発表において発言した「見すぼらしい死にざまの自爆」(しかも幼ない我が子たちと一緒に)云々は、人間として最低最悪の部類のものを見、汚らわしいとしか言いようのない感覚を持った
— Ken ITO 伊東 乾 (@itokenstein) January 4, 2020
バグダディに続かんとする子供たちのために言ったのだよ。
英海軍 ホルムズ海峡で自国の船舶護衛へ 米イラン緊迫で #nhk_news https://t.co/onOjLt24tG
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年1月5日
イラン周辺では、アメリカ軍がイランの精鋭部隊、革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したことを受けて、アメリカとイランによる衝突への懸念が高まっています。
こうした中、イギリスのウォレス国防相は4日、声明を発表し「海軍の艦艇2隻に対し、ペルシャ湾のホルムズ海峡を航行するわれわれの船舶を護衛する準備を進めるよう指示した」として、ホルムズ海峡を航行するイギリス船籍の船舶を海軍が護衛することを明らかにしました。
イギリスは去年の夏、自国のタンカーがイランに拿捕(だほ)され、緊張が高まった際にも海軍の艦艇が船舶の護衛に当たりました。
また、ウォレス国防相はアメリカのエスパー国防長官と3日に意見を交わした際、すべての当事者が事態の沈静化に努めるよう求めたとしました。
その一方で、イラクに駐留するアメリカ軍はこの数か月間、イランの攻撃を繰り返し受け、その中心を担っていたのがソレイマニ司令官だったとして、「アメリカは自国民を危険にさらす勢力に対し、国際法のもとで自衛する権利がある」として、今回のアメリカによる攻撃に一定の理解を示しました。
British navy to escort ships in Hormuz Strait https://t.co/43NCXqLs3n
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2020年1月5日
米軍殺害 司令官のひつぎ イラン到着 午後に葬儀 #nhk_news https://t.co/sjfyzy6iiT
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年1月5日
アメリカ軍は3日までに、トランプ大統領の指示にもとづいてイラクの首都バグダッドでイランの精鋭部隊、革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害しました。
ソレイマニ氏の葬儀は4日、バグダッドなどイラク各地で行われ、その後、遺体は本国イランに移されました。イランの主要メディアによりますと、ソレイマニ氏のひつぎは、イラン南西部の都市、アフワズの空港に到着し、数百人の市民や軍、それに政府関係者が出迎えたということです。
日本時間の5日午後には市内で葬儀が行われる予定で、追悼のために大勢の市民が参列する見込みです。
ソレイマニ氏の殺害後、イランでは全土で喪に服していて、今後、首都テヘランなど各地で葬儀や追悼の式典が行われることになっています。
ソレイマニ氏は、イランの中東政策における軍事・外交上の最重要人物で、国民からは英雄と呼ばれるほど人気があったことから、各地で死を悼む動きが広がっているほか、アメリカへの非難も強まっています。
Soleimani's body arrives in Iran https://t.co/xTZWNjULVT
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2020年1月5日
-Having committed grave breaches of int'l law in Friday's cowardly assassinations, @realdonaldtrump threatens to commit again new breaches of JUS COGENS;
— Javad Zarif (@JZarif) January 5, 2020
-Targeting cultural sites is a WAR CRIME;
-Whether kicking or screaming, end of US malign presence in West Asia has begun.
Those masquerading as diplomats and those who shamelessly sat to identify Iranian cultural & civilian targets should not even bother to open a law dictionary.
— Javad Zarif (@JZarif) January 5, 2020
Jus cogens refers to peremptory norms of international law, i.e. international red lines. That is, a big(ly) "no no".
情勢緊迫 イランが繰り返し報復宣言 米大統領が強く警告 #nhk_news https://t.co/PyEcCqnBJ0
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年1月5日
アメリカのトランプ政権は、イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官をイラクの首都バグダッドで殺害したと現地時間の3日、発表しました。
イランの最高指導者ハメネイ師は、国民から英雄視される司令官の殺害を受けて、国を挙げて3日間、喪に服すると表明し、2日がたった5日には葬儀が営まれました。
またイラン国民の間ではアメリカへの怒りが高まっていて、ハメネイ師をはじめ政権の幹部は繰り返し報復を宣言し、革命防衛隊の幹部は「アメリカの35の重要施設を狙うことができる」と述べました。
さらに4日にはイランと強いつながるのある武装組織「カタイブ・ヒズボラ」が「5日の夜以降、アメリカ軍基地から1キロ以上離れるべきだ」とする声明を出し、アメリカ軍への攻撃を示唆しました。
これに対しトランプ大統領は4日、ツイッターでイランが報復に出た場合、直ちに激しく反撃するとしたうえで、すでに攻撃対象として52の目標を選定し、「目標のいくつかはイランとイランの文化にとって非常に重要なものだ」として強く警告しました。
さらに4日深夜にも「私が強く忠告したのにもし彼らがまた攻撃してきたら、今までやられたことがないほど激しく攻撃する」、「われわれの軍事装備は世界最高かつ最大で、イランがアメリカの基地やアメリカ人を攻撃すれば、ためらいなくそれらを送り込む」と立て続けに投稿してけん制しました。
イランではアメリカによる殺害の発表から丸3日がたったあとの現地時間の6日にも喪が明ける可能性があり、イラン側がどのような報復に出るのか、情勢は緊迫しています。
AP通信などによりますと、アメリカ国防総省がイランとの緊張の高まりを受けて増派を決めた部隊の一部が4日、クウェートに向けて出発しました。
出発したのはアメリカ南部ノースカロライナ州を拠点とする陸軍第82空挺師団の数百人の兵士で、国防総省が4日に配信した映像では、兵士たちが装備の点検をしたり、航空機に搭載したりする様子が確認できます。
トランプ大統領の指示でアメリカ軍がイランの精鋭部隊の司令官を殺害したことに対し、野党・民主党は攻撃の判断に疑問を呈し、追及の構えを見せています。
民主党のペロシ下院議長は4日、法律の規定に基づき、政権側から軍事力を行使した際の報告を受け取ったとしたうえで「報告の文書からは攻撃を決定したタイミングや方法、そして正当性に関して、深刻で切迫した疑問を感じた」と述べ、攻撃の判断に疑問を呈しました。
そして「今回の攻撃は議会との協議も、軍事力の使用許可も、明確で適切な戦略の説明も、ないまま実施された」と述べ、政権側に説明を求めるとして判断の経緯や根拠などを追及する構えを示しました。
また大統領選挙の民主党の有力候補、バイデン前副大統領は3日、アイオワ州の演説で「現政権は最大限の圧力をかけてイランの侵略を阻止し、核合意でうまく交渉するとしてきたが、どちらにも失敗した。そして司令官を殺害しイランからの攻撃を防ぐというゴールを定めたが、この行動はほぼ確実に反対の影響を与えるだろう」と述べて、司令官の殺害がさらなる攻撃を引き起こすと批判しました。
アメリカではことし11月の大統領選挙に向けて選挙戦が本格化していて、今回の司令官殺害とイランとの緊張の激化が選挙戦の行方にも影響を与える可能性があります。
イランのメディアが5日に伝えたところによりますと、イラン軍のムサビ司令官は「ソレイマニ氏の殺害は節度のない、許しがたい行為だ」と述べて、アメリカ軍の攻撃を改めて強く非難しました。
そのうえで、トランプ大統領がイランが報復に出た場合は、52の目標を選定して、直ちに反撃するとしていることについて「アメリカには実行する勇気がないと思う」と述べてけん制しました。
茂木外務大臣は5日夕方、東京都内で記者団に対し、「中東情勢が緊迫していることは 間違いないと思っている。中東地域における在留邦人の安全確保とともに、関係国ともしっかり連携し、情勢の安定化と平和構築に引き続き、外交努力を全力で傾けていきたい」と述べました。
Trump threatens to hit 52 sites if Iran retaliates https://t.co/7oAx4Kl1yw
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2020年1月5日
US Democrats criticize attack on Iranian commander https://t.co/BHUCiHeT4M
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2020年1月5日
イラン 司令官の葬儀に大勢の市民 米への非難強まる #nhk_news https://t.co/RJfnb9UKd1
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年1月5日
アメリカ軍は先週、トランプ大統領の指示にもとづいてイラクの首都バグダッドでイランの精鋭部隊、革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害しました。
ソレイマニ氏のひつぎは、5日、国旗に包まれて本国イランの南西部にあるアフワズの空港に到着し、大勢の市民や軍、それに政府関係者に迎えられました。
その後、市内中心部で葬儀が行われ、追悼のために集まった市民が大通りを数キロにわたって埋め尽くしました。
ソレイマニ氏は、イランの中東政策における軍事・外交上の最重要人物で、国民からは英雄と呼ばれるほど、人気があり、集まった市民たちは、ソレイマニ氏の顔写真を掲げるなどして、その死を悼みました。
また「アメリカに死を」などと声をあげる人も多く、国民の間でアメリカへの非難が一気に強まっています。
今後、首都テヘランなど各地で葬儀や追悼の式典が行われることになっています。
イランはアメリカへの報復措置に踏み切る構えを示していて、イランの出方によっては今後、アメリカとの緊張がさらに高まるため懸念が広がっています。
Huge crowds gather for Soleimani's funeral https://t.co/19DsADOTPl
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2020年1月5日
A reminder to those hallucinating about emulating ISIS war crimes by targeting our cultural heritage:
— Javad Zarif (@JZarif) January 5, 2020
Through MILLENNIA of history, barbarians have come and ravaged our cities, razed our monuments and burnt our libraries.
Where are they now?
We’re still here, & standing tall.