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イラクの治安当局はイラク北部のキルクークに近い、アメリカ軍が駐留する基地の敷地に13日夜、ミサイル1発が着弾したと発表しました。

またアメリカが主導する有志連合の報道官も、けが人などの被害は出ていないものの攻撃があったことを認めました。

この基地では去年12月、ロケット弾30発以上が打ち込まれアメリカ国籍の民間人1人が死亡しました。

これをきっかけとしてアメリカ軍がイランが支援する武装組織に攻撃を行うなどアメリカとイランの間で緊張が高まり、アメリカによるソレイマニ司令官の殺害やイランの報復攻撃につながった経緯があります。

イラクでは先月もアメリカ大使館にロケット弾が着弾するなどアメリカ関連の施設をねらった攻撃が相次いでいて、アメリカとイランの間でさらに緊張が高まることが懸念されます。

アメリカ議会上院は13日、トランプ大統領がイランに対し、軍事行動に踏み切る権限を制限する決議案を採決しました。

決議案では議会がイランに対する武力行使を承認するなどしないかぎり、大統領が軍事行動を始めることを認めないとしていて、賛成55、反対45の賛成多数で可決されました。

この決議案をめぐってトランプ大統領は前日の12日、ツイッター「今はイランに弱みを見せる時ではない」と投稿し、議会上院が可決しないよう呼びかけていました。

しかし、採決では与党・共和党からも8人の議員が造反し、賛成に回る結果となりました。

トランプ大統領拒否権を行使する構えを見せていますが、先月トランプ大統領の指示でアメリカ軍がイランのソレイマニ司令官を殺害し、軍事的な緊張が高まったことを受けて議会でトランプ大統領のイランに対する強硬姿勢への警戒感が広がっていることが浮き彫りとなりました。





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