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台湾の総統選挙で与党・民進党蔡英文総統が過去最多の得票数で再選されたことを受けて、アメリカのポンペイ国務長官が「再選を歓迎する」と声明を発表したほか、茂木外務大臣も「民主的な選挙の円滑な実施と蔡氏の再選に祝意を表する」とする談話を出すなど、複数の国の政府高官が祝意を表しています。

これについて中国外務省の耿爽報道官は12日コメントを発表し、「『1つの中国』の原則に反しており、強い不満と断固とした反対を表明する」としたうえで各国に厳重に抗議したことを明らかにしました。

さらに「台湾といかなる形であれ、公的なやり取りをすることに反対する」として、各国の動きを強くけん制しています。

また、蔡総統の再選について中国の主要メディアは、国営テレビの12日夜のニュース番組でも一切触れないなど、簡単な報道にとどまっています。

その一方、国営の新華社通信は「狂ったような金のばらまきで票を買った」などと批判する論評記事を配信し、中国政府が蔡総統の再選にいらだちを強めていることがうかがえます。

アメリカ・ニューヨークに本部がある国際的な人権団体、ヒューマン・ライツ・ウォッチは、香港の空港に12日に到着したケネス・ロス代表が香港の入管当局によって入境を拒否されたことを明らかにしました。

入境を拒否された理由は明らかにされていませんが、ロス代表は15日に香港で記者会見し、世界の人権状況についてまとめた年次報告書を発表する予定だったということです。

ロス代表は、すでにアメリカに引き返したということです。

中国政府は、アメリカで香港での人権と民主主義の確立を支援する「香港人権法」が成立したことを受けて、「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」を含む5つのNGOに制裁を科すことを先月、発表しています。

ロス代表は、「今回の年次報告書は、人権擁護の国際的な取り組みに対して、中国がいかに、攻撃を強めているかに焦点を当てている。今回の入境拒否はこの問題を如実に表している」とSNSに投稿し、中国政府を批判しています。

これについて、中国外務省の耿爽報道官は、13日の記者会見で、「中国政府と香港政府は、法に基づいて出入国管理の業務を行っている。誰に入境を認めるか認めないかは、中国の主権だ」と述べました。

また、耿報道官は、国際的な人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」について、「さまざまな方法を通じて、反中国分子を支持し、彼らに極端な暴力的犯罪行為をそそのかし、香港独立の分裂活動をあおっており、現在の香港の混乱に重い責任を負っている」と述べ、厳しく批判しました。

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#マクリーン事件

米中両政府は先月中旬、貿易交渉について第1段階の合意に達し、両国の代表が今月15日にホワイトハウスで正式な合意文書に署名します。

これを前に、北京首都空港では、日本時間の13日午後1時半ごろ、中国政府でアメリカとの貿易交渉を担当する劉副首相が中国の外務省や商務省の幹部らとともに空港の施設に入る姿が確認され、このあとワシントンに向けて出発しました。

米中の貿易交渉をめぐる今回の合意では、中国によるアメリカ産農産品の輸入拡大や、知的財産権の保護の問題などが盛り込まれる見通しです。

ただ、アメリカ側が中国による輸入拡大の規模について言及しているのに対し、中国側は具体的な金額への言及を避けるなど、双方の立場にはズレもあり、今回の正式な合意文書が、どこまで具体的な内容を盛り込んだものになるのかに関心が集まっています。

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