Queen supportive of Harry & Meghan's new life https://t.co/I9fWnIDAuX
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2020年1月13日
英王室ハリー王子夫妻 北米で生活の意向にカナダで賛否 #nhk_news https://t.co/YTkOqmM5Zd
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年1月14日
ハリー王子と妻のメーガン妃は先週、王室の中心的なメンバーとしての役割から退いてイギリスと北米で生活する意向を突然、明らかにしました。
エリザベス女王は夫妻の希望を全面的に支持するとしたうえで2人がイギリスとカナダで過ごすことに同意し、イギリスのメディアはメーガン妃がすでにカナダに渡ったと伝えています。
こうした中、アメリカの有力紙「ワシントン・ポスト」はカナダで夫妻を歓迎する市民の話や、地元のコーヒーチェーン店が2人のコーヒー代を一生無料にすると発表した話題など、賛同の声を取り上げました。
またカナダは女優だったメーガン妃がドラマ撮影のために7年間暮らした場所であることや、ハリー王子にとっても1991年に両親と訪れた場所で、2人にとって「特別な場所」だと紹介しています。
一方、「ニューヨーク・タイムズ」は夫妻がカナダで暮らす場合、カナダ側が警備費を支払うことになるのではないかと指摘する研究者の懸念を伝えています。
またハリー夫妻が財政的に自立したいという考えを示していることについてカナダ国籍ではないため労働許可証を取得できるかどうか保証がないとも指摘しています。
さらに、カナダの新聞、「グローブ・アンド・メール」は14日付けの社説で、イギリス王室の一員でありながらカナダに暮らすことについて「カナダ政府は簡潔に、『No』と答えるべきだ」と指摘しています。
理由について、カナダはイギリス連邦ではあるが、独自の立憲君主制をしいていて、イギリス王室の一員という理由だけで受け入れることはできないのではないかとしています。
北アイルランド 3年ぶり自治政府が復活 安定へ役割果たせるか #nhk_news https://t.co/RpTMsL8lqU
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年1月14日
北アイルランドでは宗派の異なる住民の間で1960年代から紛争が続き、3000人以上が犠牲となりましたが、1998年の和平合意のあと、プロテスタント系のDUP=民主統一党と、カトリック系のシン・フェイン党が共同で自治政府を運営してきました。
その後、関係の悪化により3年前に連立は崩壊し、政治の空白が続いてきましたが、両党は去年からイギリスとアイルランド両政府の仲介で協議を続け、先週、自治政府を再び発足させました。
13日、北アイルランドのベルファストを訪れたジョンソン首相は「北アイルランドの政治家たちが違いを乗り越え、リーダーシップを発揮したことはすばらしい」と述べました。
今月末にEUから離脱する予定のイギリスにとって、隣国アイルランドと接する北アイルランドの国境管理は離脱交渉が難航した要因ともなった重要な課題で、3年ぶりに復活した自治政府が地域の安定に向けて主導的な役割を果たせるかが焦点となります。
DUP-Sinn Fein coalition restored in N.Ireland https://t.co/4UvUI3ukef
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2020年1月14日