https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

イギリス王室は18日、声明を発表し、ハリー王子夫妻についてこの春以降は「王室の称号は使わず、王室のメンバーとしての公務は行わない」と明らかにしました。

そして、王室の公務に従事することで支給される公的な資金についても、今後は、受け取らないということです。

一方で、さまざまな団体に対して個人的に行っている支援については、エリザベス女王からの承認を得た上で、続けていくということで、引き続き王室の価値観を守っていくとしています。

エリザベス女王もあわせて声明を発表し、「この数か月の議論で私の孫とその家族のために建設的で協力的な方法を見いだせたことをうれしく思う。ハリー王子とメーガン妃、そして2人の息子のアーチーはいつまでも愛される私の家族だ」と述べました。

そのうえで、「今回の合意によって彼らが幸せで平穏な新しい生活を始められるようになることが私たち家族全員の願いだ」としています。

イギリス王室の発表を受けて、ハリー王子とメーガン妃は、みずからのホームページを更新し、「これから果たしていく役割や仕事については、今後、ホームページで発表していく」という声明をだしました。

イギリス王室のハリー王子と妻のメーガン妃は、今月、王室の中心的なメンバーとしての役割から退く意向を突然発表し、今後についての話し合いが続いていました。

イギリス王室は18日に声明を発表し、ハリー王子夫妻はこの春以降王室の公務から退き、「殿下」「妃殿下」という称号も失うことを明らかにしました。今後は公費の支給は受けず、住居を改修した際の3億円以上に上る費用についても返還する意向だということです。

イギリスメディアは今回の発表について、「王室との”離婚”だ」とか、「これ以上ない明確な別離だ」などとして、事実上の王室からの離脱だと伝えています。

エリザベス女王は同時に発表した声明の中で、ハリー王子の家族の幸せを願う気持ちをつづりましたが、王室メンバーとして一定の役割は担いたいとする王子の姿勢については受け入れず、厳格な対応を示したという見方も出ています。

ハリー王子夫妻はこの春以降、イギリスではなく、現在、メーガン妃が滞在しているカナダで大部分の時間を過ごすことになるとみられますが、警備の態勢や費用などについて課題も多く、王室一家をめぐる重大な変化が大きな波紋を広げています。

d1021.hatenadiary.jp