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タイの野党、「新未来党」は去年3月の民政移管に向けた総選挙で、軍政からの脱却などを掲げ第3党に躍進しましたが、「立憲君主制の転覆をたくらんでいる」などとして、弁護士の男性が党の解体を申し立てていました。これについて、タイの憲法裁判所は21日、「証拠は不十分だ。党が立憲君主制の転覆を企てたとはいえない」として、この申し立てを退ける判断を示しました。新未来党をめぐっては、去年11月に党首の議員資格が剥奪され、解党を求める申し立てについても政治的な背景があるなどとして、支持者の若者らの間で抗議デモが起きていました。裁判所の判断で解党はひとまず避けられた形ですが、この政党に対してはタイの選挙管理委員会も、違法な資金のやり取りがあったとして党の解体を申し立てていて、今後、政党として活動を続けられるかは依然として不透明な状況です。

バンコクにある野党・新未来党の本部では、申し立てを退ける判断が示されると、集まった支持者から歓声が上がりました。その後の記者会見でタナトーン党首は、「新未来党の国会議員は今後も国会で積極的に活動し、政権を監視していくことを約束する」と述べ、引き続き現政権と対じしていく考えを示しました。また、党の幹部は「新未来党を解党させようという動きは他にもあるが、民主主義体制の維持にはつながらない」と訴え、選挙管理委員会が別に行っている解党の申し立てを非難しました。

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