EU離脱 英議会上院が法案承認 EU議会も承認なら31日離脱へ #nhk_news https://t.co/mKZu5aJwka
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年1月23日
イギリス議会上院は22日、EUからの離脱に必要な関連法案について審議を行い、法案を承認しました。
この法案をめぐっては前日の21日、上院で複数の修正案が可決されましたが22日、下院で審議が行われた結果、すべての修正案が否決されました。
これを受けて上院は再び審議を行い、修正のないまま法案を承認しました。
世襲の貴族などからなる上院は選挙で選ばれた議員で構成される下院の決定に従う可能性が高いとみられていました。
議会で必要な手続きはこれですべて終了し、法案は今後、エリザベス女王による裁可を経て成立します。
来週開かれるヨーロッパ議会で承認されればイギリスは来週31日にEUから離脱することになります。
EUからの離脱関連法案が上院を通過し、議会での手続きが終わったことを受けて、イギリスのジョンソン首相は、コメントを発表しました。
この中で、「われわれは今月31日にEUを離脱し、前に向かって進んでいくことになる。離脱のゴールラインを越えられないのではないかと感じたこともあったが、われわれはやり遂げた」としたうえで、「この3年間の恨みや分断を脇に置き、輝かしく、すばらしい未来に向かって取り組んでいこう。よりよい医療や教育、安全な環境などを国のすみずみまでいきわたらせよう」と国民に呼びかけました。
House of Lords approves Brexit bill https://t.co/uuqWutmuIY
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2020年1月23日