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米中両政府は先月、貿易交渉で第1段階の合意文書に署名し、中国がアメリカ産の農産品やエネルギーの購入を今後2年間で2000億ドル以上増やすことが盛り込まれました。

しかし、ホワイトハウスのクドロー国家経済会議委員長は4日、FOXテレビに出演し、「中国の新型コロナウイルスの影響で、アメリカからの輸出が大きく増えるまでには時間がかかりそうだ」と述べ、中国経済が停滞して農産品などへの需要が減れば、約束した規模の輸出が計画どおりに実施されなくなる可能性に言及しました。

アメリカ産品の輸出を大幅に拡大するとした合意は、大統領選挙での再選を目指して農家の支持を固めたいトランプ大統領がこだわってきたものですが、新型コロナウイルスの拡大がトランプ大統領の選挙戦略にも影響を与えかねない状況となっています。

また、クドロー委員長は、中国経済の先行きは厳しくなるという認識を示していて、アメリカでも、新型のウイルスが世界経済にどこまで影響を及ぼすのか、警戒が強まっています。

カンボジア政府は、フン・セン首相が中国の李克強首相の招待で5日、北京を訪れ、李首相と会談するほか、習近平国家主席を表敬すると発表しました。

李首相との会談では、両国関係のほかに、中国で感染が拡大している新型コロナウイルスについて意見を交わすとしています。

おととしの中国からの投資が外国投資の7割を占めるなど、カンボジアの経済成長を中国が支える形となっていて、フン・セン首相としては、各国が中国との往来の制限や国民を帰国させるなどの対策を取る中、みずから北京を訪れることで中国重視の姿勢をアピールするねらいがあるとみられます。

#東南アジア

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