https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

カンボジアを訪問している中国の王毅外相は12日、フン・セン首相と会談しました。

中国国営の新華社通信によりますと、会談で王外相は「国際情勢でどんな変化が起きようとも中国はカンボジアとともにある」と述べたのに対し、フン・セン首相は「中国の核心的な利益に関わる問題で、カンボジアは引き続き中国を支持する」と応じたということです。

そして、両者の立ち会いのもと、中国とカンボジアの閣僚がFTAに調印しました。

王外相はこのあと、マレーシアやタイなどを訪問する予定で、中国としてはアメリカとの対立が深まる中、周辺国との関係強化を図ることで国際社会で孤立するのを避けたい思惑があるとみられます。

一方、カンボジアでは、新型コロナウイルスや、EUがことし8月、フン・セン政権のもとで人権状況が悪化しているとして経済制裁に踏み切った影響で、経済に打撃が広がっていて、中国重視の姿勢を一層、鮮明にしています。

カンボジアでは、南シナ海などをめぐって米中の対立が深まるなか、中国が安全保障面で影響力の拡大を図っているとして、アメリカが警戒を強めています。

アメリカのシンクタンクCSIS戦略国際問題研究所は、カンボジア南部にある「リアム海軍基地」について、衛星写真を分析した結果として、アメリカの支援で建設された施設が、9月上旬ごろ、解体されたことが確認されたと発表しました。

そのうえでCSISは、中国企業が基地周辺の土地を借り上げているとして、中国による軍事利用の疑いを強めるものだと指摘しています。

これについて、カンボジアのティア・バン副首相兼国防相は、地元メディアの取材に対し、「施設は移設のため取り壊した」と説明する一方、中国による基地の軍事利用については否定しています。

この基地をめぐっては、去年も、アメリカの有力紙が、カンボジア政府が中国から支援を受ける見返りに、中国による基地の軍事利用を認める合意を秘密裏に結んでいたと報じ、カンボジア政府が報道の内容を否定するなど、疑念の払拭(ふっしょく)に追われています。

「リアム海軍基地」は、タイ湾に面し、中国が南シナ海への進出を図るうえで、戦略的な拠点として関心を寄せているという見方があります。

#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

ベトナム南部の都市ホーチミンでは、中心部と郊外のおよそ20キロを高架と一部を地下鉄でつなぐ都市鉄道の整備が進められていて、日本は、JICA=国際協力機構円借款を通じて、支援しています。

今月、最初の車両がホーチミンに到着したのを記念し、13日、日本やベトナムの関係者およそ150人が出席して式典が開かれました。

この中で、ホーチミン市人民委員会のフォン委員長は「日本はベトナムの発展において重要な貢献をしている。日本製、日本の技術で運行される都市鉄道はホーチミンと日本をつなぐ懸け橋となる」と期待を述べました。
車両は、日本で日立製作所が製造し、当初はことし4月にホーチミンに到着する予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、車両の受け入れを担当する日本の専門家がベトナムに入国できなかったことなどから到着は半年ほど遅れたということです。

ベトナムでは都市部での交通渋滞が悪化し、都市鉄道の重要性が高まっていてホーチミン市は来年末の開業を目指しています。

菅総理大臣は、就任後初めての外国訪問として、来週、ベトナムインドネシアを訪れることにしていて、12日のベトナムのフック首相に続き、13日はインドネシアのジョコ大統領と電話で会談しました。

この中で、菅総理大臣は「基本的価値を共有し、幅広い分野で歴史的な関係を持つインドネシアとの『戦略的パートナーシップ』を強化したい」と述べたのに対し、ジョコ大統領は「重要なパートナーである日本との関係をさらに発展させたい」と応じました。

そのうえで、菅総理大臣は「自由で開かれたインド太平洋」を推進し、インフラ開発や海上保安などの分野で協力を深めたいという考えを伝えるとともに、拉致問題を含む北朝鮮への対応で協力を求めました。

そして、両首脳は、ことし、ベトナムが議長国を務めるASEAN東南アジア諸国連合関連の首脳会議に向けた連携を確認しました。

d1021.hatenadiary.jp

#東南アジア