新型肺炎 WHO事務局長 各国の相次ぐ渡航制限に懸念表明 #nhk_news https://t.co/ljkjsOhc2a
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年2月3日
スイスのジュネーブにあるWHOの本部では3日、執行理事会が始まり、5月に開かれる総会に向けた提案などについての議論が始まりました。
冒頭で、テドロス事務局長は、新型のコロナウイルスの感染が世界に広がる中、中国から渡航する人の入国を禁止する国が相次いでいる現状について、「渡航や貿易を不用意に妨げる必要はどこにもない。証拠に基づいた決定をするようすべての国に求める」と述べました。
WHOは先月30日に「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言し、医療体制のぜい弱な国への感染拡大に懸念を示しています。
一方で、貿易や人の移動を制限することは勧告しないと強調していて、その後渡航の制限をする国が相次いでいることに懸念を示した形です。
執行理事会は8日まで開かれ、6日には新型コロナウイルスの感染拡大への対応について検討することにしています。
「中国への恐怖まき散らしている」米の対応を批判 中国外務省 #nhk_news https://t.co/EK1n9ZzdoF
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年2月3日
習主席の日本訪問について、日中両政府は4月を軸に調整を進めてきましたが、新型コロナウイルスの感染拡大が長引くことで日程に影響が出ることが懸念されています。
中国外務省の華春瑩報道官は3日、インターネットを通じて行った記者会見で「われわれは日本側と密接にやり取りしている」とし、「中日双方は、重要な外交日程が順調に次の段階に進むよう積極的に各方面の準備を進めるべきだ」と述べ、訪日に向けて引き続き日本側と調整を進める意向を示しました。
同じ会見で華報道官は、アメリカ政府が過去2週間以内に中国を訪れたことのある外国人の入国を拒否する措置をとっていることについて、過度な対応だとして「中国への恐怖をまき散らしている」などと述べ厳しく批判しました。
#日中友好
【新型肺炎】習近平氏ら中国指導部、対応の誤り認める 初動に遅れhttps://t.co/mFqWySvfx5
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2020年2月3日
指導部が誤りを認めるのは異例。初動対応の遅れに対する国民の強い不満を無視できなくなったとみられる。
武漢 10日間の突貫工事で病院建設も患者増加に追いつかず #nhk_news https://t.co/S0VaEUSLw8
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年2月4日
中国の保健当局、国家衛生健康委員会は4日、新型のコロナウイルスに感染した肺炎の患者の数が新たに3235人増えて、2万438人になったと発表しました。また、死亡した人も、湖北省で新たに64人増え、あわせて425人となりました。
最も状況が深刻な湖北省武漢では、1000人の患者の受け入れが可能な専門病院が10日間の突貫工事で建設され、国営の中国中央テレビは4日、初めて入院患者を受け入れ、治療を行っているなどと伝えています。
武漢では突貫工事で建設されている2つ目の専門病院も、6日から運用が始まる予定ですが、増え続ける患者の対応に医療体制が追いつかない状況が続いています。このため、市内にある国際会議場や体育館など3か所を臨時の病院に転用することを決め、患者の受け入れに向けて、すでにベッドなどが運び込まれています。
習近平指導部は、3日に開いた最高指導部の会議で「湖北省、とりわけ武漢は全国の感染防止対策の中で重点中の重点だ」と強調し、国を挙げて武漢の医療体制を支援し、感染拡大を抑え込む方針を示しています。
中国 新型ウイルス感染拡大で地方幹部の処分相次ぐ #nhk_news https://t.co/hHNBhr9iJz
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年2月4日
中国では、新型コロナウイルスの感染拡大の防止に向けた十分な対策をとらなかったなどとして、地方政府の幹部が処分を受けるケースが相次いでいます。
このうち最も状況が深刻な湖北省の武漢では、支援物資のマスクを規定通りに配布しなかったとして、市の幹部3人が警告などの処分を受けたことが4日、明らかになりました。
また武漢に隣接する黄岡では、保健当局のトップ、衛生健康委員会の主任が、患者の数などを十分に把握していなかったとして先月30日に解任されたのに続き、予防対策が不十分だったとして党幹部337人が処分を受け、このうち6人が免職になりました。
さらに南部・福建省では3日、省内の合わせて170人を処分したと発表し、感染の疑いのある患者がいることを知りながら十分な対策をとらなかったり、村の行事の開催を取りやめなかったりしたケースがあったとしています。
地方政府の幹部が相次いで処分されている背景には、対策の徹底に向けて地方政府の引き締めを図るとともに、厳しい姿勢を示すことで民衆の不満の矛先が習近平指導部に向かわないようにする思惑もあるとみられます。
支援物資に中国で感謝の声 鑑真に贈った漢詩の引用も話題に #nhk_news https://t.co/elxBj04f43
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年2月4日
中国国内では、新型のコロナウイルスの感染拡大によって医薬品やマスクなどの医療物資が十分に確保できていない状態が続いていて、日本では大分市が友好都市の湖北省武漢市に、秋田県由利本荘市が友好都市の江蘇省無錫市にマスクや防護服などを送り、支援の輪が広がっています。
このうち中国語の検定試験を日本で主催する東京の日本青少年育成協会は先月、湖北省を中心にマスク1万枚余りや体温計を送りました。
その際支援物資に天武天皇の孫、長屋王が中国の鑑真に贈った1000枚の「けさ」に刺しゅうされていたとされる漢詩の一部を書き込みました。
漢詩には「山や川、国土は異なろうとも風も月も同じ天の下でつながっている」という意味が込められているということで、この詩に心を動かされた鑑真が日本行きを決意し、のちに奈良市の唐招提寺を開いたと言われています。
日本青少年育成協会の林隆樹理事は「詩に込められた脈々と続く日本と中国の交流の思いを込め、場所が違っても同じ仲間だぞというよう気持ちを伝えたいと思いました」と話しています。
この団体では今週中にもマスク1万枚や体温計を再び送ることにしています。
中国版ツイッター、ウェイボー上では漢詩が書き込まれた支援物資の写真に対し、30万人を超える人たちが賛同していて、日本の取り組みに感謝する声が相次いでいます。
Poem on Japanese aid boxes earns "likes" in China https://t.co/W40cBjyN6E
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2020年2月4日
Japanese municipalities and aid groups have been sending masks and medical supplies to China, which is fighting an outbreak of new-type coronavirus.
Oita City in southwestern Japan has sent supplies to its sister city Wuhan in Hubei Province, while Yurihonjo City in Akita Prefecture, northern Japan, has done the same to its sister city Wuxi in Jiangsu Province.
The Japan Youth Development Association, which hosts Chinese language aptitude tests in Japan, sent about 10,000 masks and clinical thermometers last month mostly to Hubei Province.
Printed on the aid boxes are 2 lines of a poem that was sent to Jianzhen, a venerable Chinese monk by a Japanese prince in the 8th century. The original poem was embroidered on 1,000 pieces of ornamental cloth.
The poem describes in Chinese characters how the winds blow and the moon shines under the same sky, across mountains, rivers and foreign lands.
It is said to have inspired Jianzhen to travel to Japan to promote Buddhism.
Youth association official Ryuki Hayashi says they printed the poem to underscore centuries of exchanges between Japan and China, and to show they are friends even though they live in different places.
The group plans to send another 10,000 masks and thermometers this week.
A post on the Chinese social media platform Weibo that explained the poem has drawn more than 300,000 "likes."
中国外務省 新型肺炎で日本の支援に感謝を表明 #nhk_news https://t.co/AlDfophT2k
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年2月4日
これは中国外務省の華春瑩報道官が4日、インターネットを通じて行った記者会見の中で表明したものです。
この中で華報道官は「新型のコロナウイルスの感染が発生すると、日本政府はすぐに中国に対して全面的な協力を表明してくれた。また日本政府と日本の多くの自治体や企業は、自発的にマスクや防護服などの医療物資を贈ってくれた」と述べ、日本各地から中国に対し幅広い支援が行われていると指摘しました。
そのうえで日本のドラッグストアで、商品に「中国がんばれ、武漢がんばれ」と書かれた紙が貼られている写真を見たことや、日本と中国の交流が長い間続いていることを表す漢詩の一部が書き込まれた支援物資もあったことなどを紹介したうえで、「多くの中国人は私と同じように、日本の人たちの温かい行動に注目している。困難な時期にあたって、同情や理解、支持をしてくれたことに心からの感謝を表し心に銘記しておきたい」と述べ感謝の意向を示しました。
#日中友好
武漢コロナウイルスの周辺 https://t.co/rBQRMeJiA6 無料記事として配信します。
— 田中宇 (@tanakanews_com) 2020年2月4日
SARSは北京の研究所で所員に感染し4回漏洩した。武漢ウイルス研の防護は北京より固い。だが、新型ウイルスは潜伏期間中に感染する。潜伏中に感染しないSARSに比べ、研究所での感染を検知しにくい。ウイルス流布の原因として、公式論の野生市場経由の可能性のほかに、研究所からの漏洩の可能性がある。
— 田中宇 (@tanakanews_com) 2020年2月4日
中国人民解放軍の生物兵器専門家が武漢入り、P4実験室が注目の的に 専門家チーム「最悪の状況を覚悟しなければならない」 中国ネットでは「なぜ生物兵器の専門家が…本当に生物兵器のウイルスが漏えいしたのか」の声〜ネットの反応「犯罪者は現場に戻る」 https://t.co/6N53mFYl1K
— アノニマス ポスト ニュースとネットの反応 (@vG2AZlCr4F3hx6Y) February 4, 2020
米国防総省「ファーウェイ使用は問題」容認の英に再考促す #nhk_news https://t.co/bAanTlnO0M
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年2月3日
イギリス政府は先月28日、核関連施設や軍事基地などがある地域などを除いて、「5G」の通信網の整備でファーウェイの機器の使用を認めました。
これについて国防総省のホフマン報道官は3日、記者会見で「いかなる方法をとったとしても、通信記録や、カルテなどの健康管理に関する情報、それに銀行口座の取り引き状況などが漏れるおそれがあり、ファーウェイの製品を使うことは問題だ」と述べました。
そのうえで「イギリスはわれわれにとって重要な同盟国の1つで、折り合う方法を見つけたいと思っているが、イギリスが対応を考え直すことを望んでいる」などと述べて、イギリス側に対応を改めるよう促す考えを示しました。
アメリカは、EU=ヨーロッパ連合から離脱したイギリスと年内に自由貿易協定を結ぶことは可能だとしていますが、ファーウェイをめぐる立場の違いが今後の交渉に影響を与えるおそれもあるものとみられます。