「乳幼児揺さぶられ症候群」相次ぐ無罪判決にセミナー開催 #nhk_news https://t.co/GynkZHXJ1s
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年2月14日
赤ちゃんが激しく揺さぶられて脳にけがを負う「乳幼児揺さぶられ症候群」を虐待の証拠にして親などが罪に問われた裁判では、今月6日に大阪高裁で傷害の罪に問われた母親に無罪が言い渡されたほか、今月7日にも東京地裁立川支部で傷害致死の罪に問われた父親に無罪が言い渡されるなど、全国で無罪判決が相次いでいます。
日弁連=日本弁護士連合会は14日、この問題についてどのようにして虐待も、えん罪も防げばよいのか考えるセミナーを開き、弁護士や児童相談所の関係者などおよそ160人が参加しました。
講演した脳神経外科医で関西医科大学の埜中正博教授は「揺さぶられ症候群と診断される際の症状の1つである硬膜下血腫は赤ちゃんのもともとの性質や病気によるものもある。メカニズムの研究を重ねる必要がある」と話しました。
また講演した川上博之弁護士はこれまでに無罪判決が言い渡された事例では転落やほかの病気などの可能性もあったと説明したうえで、「虐待かどうかを見抜くには医師の意見だけに頼らず、関係者や現場の状況も検討することが大切だ」と指摘しました。
セミナーが開かれるのにあたって、妻が虐待の疑いを持たれた男性がこの問題について広く知ってほしいと取材に応じました。
男性の妻は2年前、生後7か月の長男に大けがをさせたとして傷害の疑いで逮捕され、その後、不起訴になったということで、男性は「なぜ妻が逮捕されたのか、今でも意味が分かりません。不起訴まで3か月かかり、長かったなという思いです」と話しました。
そのうえで、「虐待をしていない人が有罪になったり、親子が引き離されたりするのは絶対におかしいです。揺さぶられ症候群はつかまり立ちから転んだり、ソファから落ちたりしても起こることを多くの人に知ってもらいたいです」と話していました。
d1021.hatenadiary.jp
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