「13歳いますか?」女子大生の私が“リフレ店の経営者”になって知ったこと - プレジデントオンライン
— 文春オンライン (@bunshun_online) 2020年2月17日
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「リフレ」とは若い女性が密室で男性にマッサージをするという体裁を取りつつ、「裏オプ」と呼ばれる性風俗サービスを行う場合もある店だ。
リフレとは、若い女の子(18歳~20歳が最も多く、見た目が幼くみえるほど需要が高い)から密室空間でマッサージを受けられるというコンセプトの癒やしサービスだ。基本プレイは店舗によって異なるが、マッサージのみとする店が多く、客から嬢(女性従業員)に触れることは一切できないなど多くのルールがある。
店舗型リフレと派遣型リフレという2種類の業種があるが、私が誘われたのは派遣型リフレだった。派遣型であれば、店舗を構える必要がなく、初期費用を格段に抑えることができるからだ。またリフレであれば、デリヘルと異なりツイッターで集客できるため、大手風俗情報サイトに掲載料を支払う必要がない。この点でも初期費用を抑えられる。
中には「裏オプ」をつくる嬢もいる。いわゆる性的なサービスの提供だ。「裏」といいながら、店側も存在はわかっている。ただし店側は「知らぬ体」を徹底する仕組みになっている。
開業届はデリヘルと同じ「無店舗型性風俗特殊営業」の許可を申請していた。性的サービスを一切提供しない場合は、この営業許可を取る必要はない。しかし、風営法に抵触する「異性の客の性的好奇心に応じてその客に接客する役務を提供する営業」をしているのなら届け出の必要性がある。
リフレとデリヘルの最大の違いは「基本プレイの少なさ」にある。オプションは「私これやってないんですよ」と言えば回避できるので、提供する客を嬢が選ぶことができる。このため「風俗より楽でソフト」というイメージがあり、女の子が流入してきやすい。
「風俗はちょっと……でもキャバクラとかじゃ稼げないし」という女の子に対して、「嫌なお客さんは断れるし、デリヘルみたいにガッツリサービスしなくても手軽に稼げるよ!」という文言で誘う。女の子が実際に入店をして接客をすると、最初は知らないオジサンに「ハグをされる」だけでも嫌だったのが、だんだんとお金をもらっていくことで擦れていき、割り切れるようになっていく。
そうして徐々に慣れたタイミングで「裏オプ」の誘いに乗る子が多い。デリヘルのようにいきなりハードな性サービスをしなくていいとはいえ、「女性性を売る」ことに変わりない。徐々に慣れていくことで、性サービスに対するハードルが下がりやすくなるようだ。
また客も、「素人とイケナイことをする」というスリルが通う動機になっているパターンが多く、嬢の収入もデリヘルより高額になるケースが多発する。その一方、交渉が下手な女の子は安く買いたたかれてしまうため、収入の多寡は個人の力量によって大きく変わる。
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