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ニューヨーク株式市場で株価の下落が続くなか、FRBのパウエル議長は28日、緊急の声明を発表しました。

声明でパウエル議長はアメリカ経済の基礎的な条件は強いままだが、新型コロナウイルスが経済活動のリスクになる。FRBは景気の先行きを注視していて、景気を下支えするために適切に行動する」と述べ、追加の利下げの可能性を示唆しました。

FRBは、去年7月に景気の減速を予防するためにおよそ10年半ぶりの利下げに踏み切りましたが、12月以降は経済は順調に進んでいるとして、当面は金利を据え置く方針を示してきました。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、今週、株価が大きく下落するなか、投資家の間ではFRBによる追加の利下げへの期待が急速に高まっていました。

FRBとしては、今回の声明で金融市場に広がる動揺を抑えるねらいがあるとみられ、今後、具体的にどのような対応をとるのかが注目されそうです。

#FRB#金融政策#アメリ

アメリカのトランプ大統領は28日、記者団から新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、外国からの入国を禁止する措置について問われ、「今、2、3の国について検討している」と述べたうえで、近く決定する考えを示しました。具体的にどの国かは言及しませんでした。

一方、アメリ国務省は28日、海外への渡航情報を更新し、新型コロナウイルスの感染者が増えているイタリアについて、渡航を再検討するよう求める勧告を出しました。「渡航の再検討」は、アメリ国務省が発表する4段階の渡航情報のうち、最も危険であることを示す「渡航中止」に次ぐものです。

アメリカのトランプ大統領は、ことし11月の大統領選挙に向けた南部サウスカロライナ州予備選挙を翌日に控えた28日、現地で支持者を集めて大規模な集会を開きました。

トランプ大統領は、冒頭、新型コロナウイルスの問題に触れ、自分は適切な対応してきたと強調したうえで、民主党コロナウイルスの問題を政治問題化しようとしている」と述べ、トランプ政権の対応は不十分だと指摘してきた民主党を批判しました。

さらにトランプ大統領は、大統領選挙に向けて党の指名を争う民主党のサンダース氏とバイデン氏の名前を挙げながら、「誰が最も弱くて、われわれにとって都合のよいい相手だと思う?クレージーなバーニーか?それとも、寝ぼけたジョーか?」と問いかけ、会場の人たちが大きな歓声でサンダース氏だと答えると、満足そうな表情を浮かべる一幕もありました。

トランプ大統領は、これまでも、民主党でサンダース氏ら左派が勢いを増していることについて、民主党社会主義者に乗っ取られた」などと批判や挑発を繰り返していて、秋の本選挙を見据え、民主党を極端な左派の政党だと印象づけることで選挙戦を優位に進めたいねらいもあるとみられます。

#米大統領