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アメリカ・ニューヨーク州では、新型コロナウイルスの感染者が急速に増え、クオモ知事は7日の記者会見で、感染者が前日から32人増えて76人となり、このうち10人が入院して治療を受けていることを明らかにしました。

また、ニューヨーク市の感染者も前日から7人増えて11人となり、このうち5人は、いつどこで感染したか追跡できない市中感染とみられるとしています。

こうした事態を受けて、クオモ知事は「必要な物資や要員を確保して感染拡大を防ぐために非常事態宣言を出した」と述べて、ニューヨーク市を含む州全体で感染対策を強化する方針を示しました。

アメリカでは、西部カリフォルニア州ワシントン州、それに首都ワシントンに隣接する東部メリーランド州で非常事態宣言が出されています。

このクルーズ船は、新型コロナウイルスの集団感染が確認された「ダイヤモンド・プリンセス」と同じ、アメリカの会社が運航する「グランド・プリンセス」です。

「グランド・プリンセス」には、乗客・乗員およそ3500人が乗船していて、一部の人を対象に船内で検査を行った結果、乗客2人乗員19人の合わせて21人からウイルスの陽性反応が出ました。

アメリカのペンス副大統領は「グランド・プリンセス」を商用船が使わない港に入港させ、船内の全員の検査を行う考えを示していて、アメリカ政府と運航会社がどの港にいつ入港させるかなどについて調整を進めています。

運航会社によりますと、船内では感染の拡大を防ぐため、乗客がそれぞれの部屋に待機しているほか、陽性反応が出た乗員については隔離する措置をとっているということです。

乗客の1人はNHKの取材に対し、船内では7日午前にアナウンスがあり、入港の予定が決まりしだいできるだけ速やかに乗客に伝えることや、不安を抱えている乗客には専門家が電話でカウンセリングを行うことなどの説明があったということです。

アメリカで新型コロナウイルスの感染確認が相次ぐ中、トランプ大統領も参加し、先月ワシントン近郊で行われた政治集会で、参加者の1人からウイルス検査で陽性反応が出たことが7日、明らかになりました。

この集会は、ワシントン近郊の東部メリーランド州で先月下旬に開かれた「CPAC」で、主催した団体によりますと、参加者の1人が東部ニュージャージー州で検査を受けた結果、7日、陽性反応が出たということです。

年に1度開かれるこの集会は、全米から保守派が集まり、多くの共和党の政治家も参加することで知られていて、ことしはトランプ大統領やペンス副大統領も参加していました。

主催した団体では、陽性反応が出た1人はメインの会場で行われたイベントには参加しておらず、トランプ大統領やペンス副大統領との接触はなかったとしています。

アメリカでは先月下旬にペンス副大統領らが参加してワシントンで開催された親イスラエルロビー団体の年次総会でも、参加者2人から陽性反応が出たことが明らかになっていて、首都やその近郊でも感染拡大への懸念が高まっています。

アメリカの首都ワシントンのバウザー市長は7日夜(日本時間の8日午前10時ごろ)から会見し、市内に住む50代の男性が、新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たことを明らかにしました。このあとCDC疾病対策センターで最終的に確認されれば、首都ワシントンでの初の感染確認のケースとなります。

#黒服