Iran reiterates its readiness to facilitate dialogue among brother neighbors #Turkey & #Syria.
— Javad Zarif (@JZarif) 2020年2月10日
Escalation of tensions only serves interests of terrorists and their sponsors.
Avoidance of bloodshed and respect for sovereignty & territorial integrity is imperative.
「経済取引 復活すれば核開発を抑制」イランがEUけん制 #nhk_news https://t.co/sTgkfEXzJS
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年2月10日
ウィーンを訪れているイランのサレヒ原子力庁長官は、10日、「核セキュリティ国際会議」に出席して演説し、アメリカが核合意を一方的に離脱し、イランへの経済制裁を強化していることを改めて非難しました。
そして「わが国の核施設は過去にコンピューターウイルスによるサイバー攻撃を受けており、アメリカとイスラエルによる脅威が増大している」と述べ、攻撃の背後にアメリカなどの存在があると非難しました。
この後、サレヒ長官は、イランが核合意の制限に従わず、対抗措置を強化していることについてNHKのインタビューに応じ、アメリカなどが強く警戒している、ウラン濃縮度を20%まであげる可能性を巡り、「技術的には可能だ。核開発は極めて順調に行われている」と述べました。
そのうえで、「これまで5回にわたって段階的に核開発を強化してきたが、EUなどが核合意での約束を履行すれば、われわれは以前の状態に戻すことができる」と述べ、イランとの経済取り引きを復活させれば、核合意に従って、核開発を抑制する用意があると述べ、EUをけん制しました。
イランのミサイル攻撃 イラク駐留米軍のけが人109人に増加 #nhk_news https://t.co/2nEARwWLUy
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年2月11日
イランは、革命防衛隊の司令官を殺害されたことへの報復として、先月8日、イラクにあるアメリカ軍の拠点に弾道ミサイルによる攻撃を行い、トランプ政権は当初、死傷者はいないと説明していました。
しかし、その後、兵士に脳しんとうや頭痛、めまいなどの症状が相次いで確認され、先月下旬の時点でけが人は60人余りに上っていましたが、アメリカ国防総省は10日、けが人の数が109人に増えたことを明らかにしました。
国防総省によりますと、このうち76人はすでにイラクでの任務に復帰したとしていますが、国防総省は、脳しんとうなどの症状が現れるには時間がかかるとして、けが人の数は今後も増える可能性があるとしています。
イランによる弾道ミサイル攻撃について、トランプ大統領はアメリカ軍の兵士らに死傷者がいなかったとして反撃を見送っていますが、けが人がいることが明らかになったあとも「症状は深刻ではない」と述べ、問題視しない姿勢を示しています。
これに対し、退役軍人でつくる団体からは死傷者はいないとした当初の説明とは違うとして、政権の対応を疑問視する声も上がっています。
シリアとトルコ 攻撃の応酬続く 本格的な戦闘への懸念強まる #nhk_news https://t.co/ykrl3lFtZc
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年2月10日
内戦が続くシリアでは今月に入って以降、シリア軍とトルコ軍による攻撃の応酬が続いていて、両国による本格的な戦闘への懸念が強まっています。シリアのアサド政権は北西部のイドリブ県に軍の地上部隊を展開し、トルコの支援を受けて抵抗を続けている反政府勢力への攻勢を強めています。
こうした中、トルコ国防省は10日、イドリブ県に展開するトルコ軍がシリア軍から攻撃を受け、兵士5人が死亡したことを明らかにし、大規模な反撃を行っていると発表しました。
現場近くに住む活動家の男性は、NHKの取材に対し「砲撃が行われた直後、トルコ軍の兵士たちが国境に向けて負傷者を搬送していった」と話していました。
トルコ軍は今月3日にも、シリア軍による砲撃で兵士ら8人が死亡したことを受けて反撃を行っています。
トルコ政府はロシアの支援を受けるシリア軍との大規模な交戦を回避しようと、アサド政権に対して今月中に軍を退却させるよう警告するとともに、事態の沈静化を目指してロシア側と協議を行っていました。
しかし、攻撃の応酬は今後、激しさを増すおそれもあり、トルコとシリアの正規軍どうしによる本格的な戦闘への懸念が強まっています。
#中東