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ヨーロッパで最も感染の拡大が深刻なイタリアは15日、感染が確認された人がさらに3500人余り増えて2万4747人になり、亡くなった人も368人増えて1809人になったと発表しました。

感染者のうち死亡した人の割合を示す致死率は7.3%と先月WHO=世界保健機関などの合同調査チームが発表した中国全体の致死率の3.8%を大きく上回っています。

これについてイタリアの専門家は、イタリア社会の高い高齢化率が背景にある可能性や実際の感染者は確認された数より多く、致死率は、これほど高くない可能性を指摘しています。

EU=ヨーロッパ連合の統計局によりますと、2年前の時点でイタリアの人口で65歳以上の高齢者が占める割合は22.6%とEU加盟国の中で最も高くなっています。

イタリアの国立衛生研究所が14日付で発表した分析では亡くなった人のうちもっとも多いのが80代で42%余り、次いで70代のおよそ35%となっています。60代と90歳以上も含めると死者の94%を占めています。

一方で、感染者が増え続ける中、集中治療室で治療を受ける患者は北部のロンバルディア州だけで767人にのぼっていて、州知事は15日、地元メディアに対し「集中治療室のベッドが足りなくなる」と述べ、医療態勢が追いつかなくなることに強い懸念を示しました。

イタリアで現地調査を行ったWHOヨーロッパ本部の専門家、サルビ氏は「医療現場で働くスタッフの負担を減らすためにも、誰もが感染拡大のペースを遅らせる責任がある」と述べ、全土で外出を控えるよう求めるイタリア政府の措置の徹底が欠かせないとしています。

ヨーロッパが新型コロナウイルスの「世界的な大流行の中心」になったと言われる事態を受けて、域内の移動の自由を基本の理念とするEU=ヨーロッパ連合の加盟国でも、国境の管理を厳格化したり、外国人の入国を禁止したりする動きが相次いでいます。

このうちドイツは15日、隣接するフランス、スイス、オーストリアルクセンブルク、それにデンマークとの間で、16日午前8時、日本時間の16日午後4時から国境管理を厳格化すると発表しました。貨物の輸送や、国境を越えて通勤する人たちを除いて、ドイツへの入国もドイツからの出国も原則禁止するということです。

今回の措置について、ゼーホーファー内相は「ドイツや近隣諸国で新型コロナウイルスの感染が広がっているが、まだピークには達していない」と述べ、感染経路を断つための措置だと説明しています。

ドイツでこれまでに感染が確認された人は4838人に上り、多くの州で学校や保育園の休校・休園の措置をとっているほか、首都ベルリンでは50人以上が参加するイベントの開催も禁止されています。

ヨーロッパではすでにチェコポーランドなども外国人の入国を禁止すると発表しています。新型コロナウイルスの感染拡大に、EU各国は域内の移動の自由という基本理念を棚上げしての対応を迫られる事態になっています。

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