中国 武漢 一部の路線バス運行再開 来月には空港の運用も #nhk_news https://t.co/Z9stRnnFmG
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年3月25日
中国 湖北省の武漢では、新型コロナウイルスの感染拡大を食い止めるため、およそ2か月前から市内の公共交通機関の運行をすべて停止させて、人の移動を制限させる措置が続けられてきました。
武漢では、感染防止の効果が出てきたとして企業活動が徐々に再開される中、市民の通勤手段を確保するなどとして、一部の路線バスの運行が25日から始まりました。
国営の中国中央テレビによりますと、運行が再開されたのは全路線の30%程度で、乗客は体温検査を受けたうえで、車体に貼られたQRコードをスマートフォンで読み取って乗車記録を残す必要があるなど、利用するのに一定の条件があるということです。
武漢では、今月28日から一部の地下鉄の運行も始めるほか、来月8日からは空港の運用も再開させるということです。
武漢では、24日も発熱外来を受診した人が350人いたということで、感染が完全に封じ込められているのか疑問視する見方もあります。
しかし、地元当局は25日、武漢について、これまで感染リスクが最も高い地域としていた分類を1段階引き下げていて、企業の生産活動の再開を優先させたいねらいがあるとみられます。