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OPECとロシアなどの産油国原油価格を下支えするため、生産量をしぼる協調減産を3年余り続けてきましたが、新型コロナウイルスの感染拡大による需要の減少に伴い一層の減産をはかるための協議が決裂し、協調減産は31日で打ち切られました。

すでにニューヨーク市場で取り引きされる原油先物価格は18年ぶりに1バレル=20ドルを一時割り込むなど記録的な安値水準が続いていますが、サウジアラビアとロシアは今後、増産に転じる方針です。

これを受けてほかの産油国の間では事態打開を求める声が高まり、これまで協調減産の枠組みに加わってこなかった世界最大の産油国アメリカのトランプ大統領も、先月30日、ロシアのプーチン大統領と電話で会談し、原油価格の安定に向けて協力する姿勢を示しました。

しかし、鍵を握るサウジアラビアとロシアの調整が難航していることから、当面は原油の供給過剰が続くものと見られています。

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