≪3月米雇用統計≫
— 第一商品 マーケット速報 (@Daiichi_F24) 2020年4月3日
・非農業部門就業者数は前月比-70.1万人、予想(-10万人)以上の減少幅を記録
・失業率は4.4%、予想は3.8%
・平均時給(前月比)は+0.4%、予想(+0.2%)を上回る
・平均時給(前年同月比)は+3.1%、予想(+3.0%)を上回る
(日本時間3日21時30分発表)#米雇用統計
アメリカの3月の就業者数 前月比70万人余の大幅減少 #nhk_news https://t.co/cA9vpF58xl
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年4月3日
アメリカ労働省が3日発表した先月の雇用統計で、農業分野以外の就業者の数は前の月と比べて70万1000人減少しました。
就業者の数が減少に転じたのは、リーマンショックの影響が残っていた2010年9月以来、9年半ぶりです。
アメリカでは新型コロナウイルスの感染者の急増で、各地で外出を規制する措置がとられていて、売り上げが激減する飲食店やホテルなど、幅広い業種で雇用を抑える動きが広がっていることが示されました。
また、失業率は0.9ポイント悪化して4.4%となりました。
ただ、今回の雇用統計は先月中旬までの調査で、まだ実態を反映していないという指摘が出ています。
アメリカでは、職を失った人が新たに申請する失業保険の件数が、この2週間で1000万件近くに達し、過去最悪の水準となっています。
民間の金融機関の間では、失業率は15%程度まで跳ね上がるという予測もあり、アメリカで重要な経済指標とされる雇用統計の数字も今後、一段と厳しい内容になるとみられています。
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