米経済紙が世界の大富豪発表 新型コロナで “ビリオネア”減少 #nhk_news https://t.co/wBhZBNoWku
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年4月8日
アメリカの経済誌フォーブスは、ことしの世界の富豪のランキングを発表し、アメリカのアマゾン・ドット・コムのトップ、ジェフ・ベゾス氏が3年続けて首位でした。ただ、10億ドル以上の資産を持つ人の数は、前の年から減少していて、株価の急落など、新型コロナウイルスの感染拡大が世界の富豪にも影響を与えているようです。
それによりますと、トップはアマゾンのベゾスCEOで、資産は1130億ドル、日本円で12兆2000億円ですが、去年に比べて180億ドル減少しています。これは、ベゾス氏が離婚によって元妻に財産を分与したことに加え、新型コロナウイルスの感染拡大で株価が下落したことによるものです。
2位は、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏で980億ドル、10兆5800億円。
さらにルイ・ヴィトンなどを傘下に持ち、去年アメリカのティファニーの買収を決めた巨大ブランドグループLVMHのベルナール・アルノー会長が760億ドル、8兆2000億円で、初めて3位に入りました。
「ビリオネア」と呼ばれる保有資産が10億ドルを超える資産家の数は、去年の2153人から2095人に減少し、このうち半数以上が前の年より資産を減らしたということで、フォーブス誌は、「世界で最も裕福な人たちも、新型コロナウイルスの猛威からは逃れられなかった」としています。
このほか、日本人で最も上位は、ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長で資産は197億ドル、日本円で2兆1200億円で41位。
次いで計測機器などの製造メーカーで大阪市に本社のある「キーエンス」創業者の滝崎武光氏が47位で174億ドル、1兆8700億円でした。
(1ドル=108円で換算)
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