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香港の警察は18日、民主派政党の代表を務めた李柱銘氏や何俊仁氏、それに香港政府や中国に批判的な論調で知られる新聞、「リンゴ日報」の創業者ら、民主派団体の幹部や議会に当たる立法会の元議員など合わせて15人を逮捕したと発表しました。

15人は去年8月と10月に行われた抗議活動に関連し、違法な集会を呼びかけたり、参加したりした疑いが持たれ、いずれも直ちに起訴されたということです。警察は、抗議活動に関連して引き続き捜査を進める考えを示していて、逮捕者はさらに増える可能性があるとしています。

これに対し、民主派の団体や政党は「政治的な報復措置で弾圧だ」として批判を強めています。

香港では新型コロナウイルスの影響で、ことしに入り抗議活動は減っていますが、6月には一連の抗議活動が始まって1年になることや、ことし9月に行われる立法会議員の選挙に向けて、民主派を支持する人たちの間で再び動きが活発になることが予想されています。このため、今回の逮捕は、民主派の動きをけん制するねらいがあるとみられています。

新型コロナウイルスの発生源についてアメリカの一部のメディアは、当初、指摘されていた中国の湖北省武漢にある海鮮市場ではなく、コウモリのコロナウイルスの研究で知られている「中国科学院武漢ウイルス研究所」の可能性があるなどと報じています。

これに関連して、この研究所の袁志明研究員が18日までに中国の国営メディアの取材に対して「このウイルスは絶対にわれわれのところから漏れ出たものではない。研究所には厳格な管理制度がある」と述べて強く否定しました。

そのうえで「退職した人であろうと現在働いている職員であろうと1人として新型コロナウイルスに感染した人はいない」と強調しました。さらに、報道について、「いかなる証拠もなく、完全に推測に基づくものだ」と述べ、不当な指摘だと訴えました。

ウイルスの発生源に関するアメリカの一部のメディアの報道を巡っては、トランプ大統領は政府として調査していることを明らかにしていますが、中国政府は、専門家が科学的根拠はないとしているとして否定しています。

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