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国連の安保理は去年、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対して新たな制裁決議を採択し、海外での出稼ぎが外貨獲得の手段になっているとして、各国で働く北朝鮮の労働者を2年以内に本国に送還することを決めました。


これについて、北朝鮮ピョンヤンに駐在するロシアのマツェゴラ大使はメディアの取材に対し、ロシアにはおよそ3万5000人の北朝鮮の労働者が建設業や農林水産業で働いているという認識を示し、「地方の複数の知事は、すでに労働者を送還し始めた」と明らかにしました。


そのうえで、ロシア極東では建設業などで北朝鮮の労働者に依存している現状について、マツェゴラ大使は「特に極東地域の経済には打撃だが、ロシアは国連安保理の決議を無条件で実行している」と述べて、安保理の制裁決議を順守する姿勢を強調しました。


ロシア極東のウラジオストクの空港では、北朝鮮の労働者が大きな荷物を抱えて帰国する姿も確認されていて、送還が順調に進むのか注目されます。