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新ひだか町の静内農業高校では20年ほど前から全国で唯一、サラブレッドの飼育を授業に取り入れています。

今回誕生したのは、競馬のクラシックレース3冠を無敗で達成し、種ぼ馬としても数多くのGI馬を輩出した、平成を代表する名馬、ディープインパクトの孫のオスの馬です。

高校では牧場を経営する卒業生から、ディープインパクト産駒のひん馬を寄贈され、今月19日、待望の子馬が産まれました。

子馬は飼育用の柵の中で、母馬に甘えるように寄り添って歩いたり、乳を飲んだりしていました。

高校は新型コロナウイルスの影響で臨時休校しているため、生徒たちは出産に立ち会えませんでしたが、登校して子馬に会うのを楽しみにしているということです。

静内農業高校の小林忍教諭は「来年の競りに出すことを目標としています。生徒も飼育方法を学んで馬とともに成長してほしいです」と話していました。