フィリピン マルコス次期大統領 農業相兼務し食料価格上昇対応 #nhk_news https://t.co/I6JibUvbpQ
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年6月20日
フィリピンでは、ウクライナ情勢を受けて燃料や肥料の価格が高騰していて、農業省は主食の米の価格が今後、およそ2割上昇するおそれがあるという見通しを発表しています。
こうした中、今月30日に大統領に就任するマルコス氏が記者会見を開き「次の四半期には食料価格が上昇すると予測している。ウクライナでの出来事が、フィリピンの農業と食料供給に非常に深刻な影響を及ぼしている」と述べ、次期政権でみずからが農業相を兼務して、食料の増産など、対応にあたると発表しました。
フィリピンで大統領が農業相を兼務するのは異例ですが、マルコス氏は選挙期間中、米の価格を現在の相場のおよそ半分に引き下げると主張していて、国民生活に直結する食料問題に率先して取り組むことを印象づけたいねらいがあるものとみられます。
G20保健相会議 コロナ教訓に感染症対策の基金設立など協議 #nhk_news https://t.co/9yIJS9aiWc
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年6月20日
G20=主要20か国の保健相会議がインドネシアで開かれ、新型コロナウイルスの感染拡大の教訓を踏まえ、今後の感染症対策に充てるための基金の設立などについて協議が行われました。
会議は20日、インドネシアのジョグジャカルタで対面とオンラインを組み合わせて開かれ、G20各国やWHO=世界保健機関などからおよそ130人が出席しました。
この中では、今後、新たな感染症が世界的に大流行する事態に備えるには、およそ100億ドル、日本円で1兆3500億円規模の対策費が必要だとして、そのための基金の設立について協議が行われました。
また、各国への渡航を円滑にするため、新型コロナのワクチンの接種歴を記録したQRコードを読み取る世界共通のシステム作りについても話し合われたということです。
G20は、ことし10月に再び保健相会議などを開いて詳細を詰める方針で、会議のあと記者会見したWHOのテドロス事務局長は「もし今、別のウイルスに襲われたら、新たな混乱が起きるだろう。スピード感を持って対策を進めることが重要だ」と述べました。
G20をめぐっては、ロシアの参加の是非が議論を呼んでいますが、今回は副保健相が対面で出席しました。
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