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イタリアのスポーツカーメーカー「フェラーリ」は自動車レースの最高峰、F1のエンジニアらが国の研究所と共同で新型コロナウイルスに感染した重症患者の治療に欠かせない人工呼吸器を開発したと発表しました。設計データは無償で公開され、今後生産が始まります。

イタリアのフェラーリは、新型コロナウイルスの感染拡大で国内で重症患者が使う人工呼吸器が不足していることから、国の技術研究所と共同でことし3月から開発を進め、このほど試作品が完成したと発表しました。

開発には、F1チームのエンジニアらが加わって、設計などを担当し、わずか5週間で試作品の完成にこぎ着け、生産コストは既存のものよりおさえているのが特徴だということです。

試作品の設計データは無償で公開され、イタリアやアメリカの企業が生産を検討しているということです。

フェラーリはことし3月から今月上旬までスポーツカーの生産ラインを止め、その代わりに人工呼吸器のバルブや、防護マスクの付属品などの生産にあたっていました。

いわゆる「出口戦略」について、NHKが各地の放送局を通じて各都道府県の対応をまとめたところ、これまでに、独自の出口戦略を表明したのは16の都道府県、検討しているのは5県です。

【表明】
北海道、茨城、群馬、東京、富山、石川、長野、岐阜、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、奈良、福岡、沖縄

【検討中】
埼玉、千葉、神奈川、新潟、広島

【現段階で検討なし】
青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、栃木、福井、山梨、三重、滋賀、和歌山鳥取、島根、岡山、山口、徳島、香川、愛媛、高知、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島

またNHKが各地の放送局を通じて、国の緊急事態宣言が解除された39の県の対応をまとめたところ、15日午後6時半の時点で、感染防止対策を求めたうえで、イベントの開催を容認したり、容認を決めたりしたのは4県、一部のイベントの開催を容認したり、容認を決めたりしたのは30の県で、自粛要請を継続しているのは1つの県です。4つの県は自粛要請を行っていません。

14日の国の緊急事態宣言の解除後も、イベントの自粛要請を継続しているのは、要請を緩和した自治体も含めると、全体の8割となっています。

また、8つの特定警戒都道府県は、いずれもイベントの自粛要請を継続しています。

【もともと要請なし】
鳥取、島根、山口、徳島

【容認】
青森、岩手、栃木、佐賀

【一部容認】
宮城、秋田、山形、福島、茨城、群馬、新潟、富山、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、奈良、和歌山、岡山、広島、香川、愛媛、高知、福岡、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄

【要請継続】
北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川、石川、京都、大阪、兵庫

#アウトドア#交通