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ルフトハンザは新型コロナウイルスの影響で運航が減って、ことし1月から3月の決算が赤字となり、4月以降も多くの便が運航停止となるなど大きな打撃を受けています。

ルフトハンザは需要の回復には時間がかかると見込んでドイツ政府に支援を求め、交渉を続けてきましたが、25日合意に達したと発表しました。

それによりますと、ドイツ政府から最大で総額90億ユーロ(およそ1兆500億円)の公的支援を受けるとしていて、この中にはドイツ政府が20%の株式を取得し、経営の最高機関にあたる監査役会の役員を2人指名することなども盛り込まれています。

この支援策についてドイツのショルツ財務相「ルフトハンザが今の困難な時期を乗り越えられるようにしたい。ルフトハンザと従業員、それに国と納税者に配慮した、とてもよい解決策だと考えている」とコメントしています。

世界の航空業界では需要の低迷によって大手航空会社も経営が悪化していて、今月にはタイ国際航空が事実上の経営破たんに追い込まれています。

ベルリンでは25日からホテルが観光客の受け入れを再開することが認められました。

ベルリン中心部のホテルでは、フロントに透明の仕切りを設けたり、客どうしの距離をとるための目印を床につけたりするなどの新たな対策が取られていました。

また、感染のリスクを抑えるため、ビュッフェ形式の朝食をとりやめたほかサウナなどの施設も閉鎖しました。

外国からの観光客が見込めない中、予約はまだ少ないということですが、支配人のセエフ・ローゼンベルクさんは「トンネルの終わりに光が見えるようになり、とても喜ばしい日です。段階的に、できれば早く、かつての日常に戻ってほしいです」と話していました。

ドイツではほとんどの州のホテルで観光客の受け入れがすでに再開され、イタリアが来月3日以降、EU=ヨーロッパ連合の加盟国からの観光客を受け入れる方針を示すなど、ヨーロッパ各国では新型コロナウイルスの影響で大きな打撃を受けた主要産業の観光業の立て直しが課題となっています。

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