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イギリスのロンドンでは7日、人種差別への抗議デモの際、議会前にあるチャーチル元首相の銅像「人種差別主義者」落書きされました。

イギリスでは、チャーチル元首相は、第2次世界大戦でイギリスを勝利に導いた偉大な政治家として、尊敬を集める一方、人種差別的な考えの持ち主だったとする見方もあります。

ロンドンでは今週末にも再びデモが予定されていることから、これを前に市当局は12日、元首相の銅像を板で覆って保護する措置をとったことを明らかにしました。

ジョンソン首相は、「国家的な英雄の銅像が暴力的な抗議の危険にさらされているのは間違っているし、恥ずべきことだ」と述べ、一部の過激な行動を強く批判しました。

イギリスでは今月7日、南西部ブリストルで人種差別への抗議デモが行われた際、奴隷貿易で富を築いた商人の銅像が引き倒され、川に投げ込まれるなど、奴隷貿易と関わりのある人物の銅像の撤去を求める動きが広がっています。

イギリスとEUは離脱に伴う人やモノの移動の急激な変化を避けるため、年末まで設定された移行期間中に今後の関係を決めるための交渉を続けています。

このうち貿易交渉ではイギリスの水域での漁業権の取り扱いなどをめぐって双方の主張に大きな隔たりがあり、さらなる交渉のため移行期間を延長するかどうかが注目されてきました。

こうした中、12日に行われた協議でイギリスのゴーブ担当相は、移行期間を延長しないことをEU側に正式に伝えました。

年末までに自由貿易協定などの交渉がまとまらなければ、年明けからは双方の間で関税が発生するなど混乱が起きることも予想されます。

このため双方は、貿易交渉を来月にかけて集中的に行っていくことにしているほか、週明けの15日には、イギリスのジョンソン首相と、EUのフォンデアライエン委員長が会談して直接、事態の打開を目指すことにしています。

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