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ことしの警察白書は、21日、閣議決定されました。

それによりますと、刑法犯罪の認知件数が戦後最少を更新し続けている一方、検挙された人に占める65歳以上の高齢者の割合が大幅に増加し、1989年には2%でしたが、去年は22%にのぼっています。

高齢者が検挙された事件のおよそ半数が万引きで、多くの場合、近くに話し相手がいない寂しさや経済的な困窮が背景にあると指摘しています。

万引きを何度も繰り返すケースもあるため、警察官が検挙された高齢者についてその後も自宅を訪問して生活の相談にのったり、自治体の福祉担当の部署に引き継いだりして、長期的なフォローをするよう努めているということです。

警察は、家族や地域との関係が希薄になり、高齢者が孤立していることが事件を起こす要因の1つになっているとして、今後、関係機関とも連携して対策を強化することにしています。

#法律