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スペイン王室は3日、前国王のフアン・カルロス1世が、国を離れる決断をしたと発表しました。

発表では、前国王が息子であるフェリペ国王に宛てて手紙をしたため、「国民や国王に対して、最大の奉仕を行うという信念に基づき、熟慮の上でスペインを離れることを決断した」と記したとしています。

行き先については明らかにされていません。

前国王は、サウジアラビア高速鉄道の建設計画をめぐって、工事を受注したスペインの企業連合から見返りに金を受け取った疑惑がもたれていて、ことし6月、スペイン検察が捜査に乗り出すと発表していました。

前国王の弁護士は、地元メディアに対し、前国王は引き続き捜査に協力するとしていて、今回の決断には、王室に対する批判が高まるのを避けたい思惑があるとみられます。

フアン・カルロス1世は、40年近くにわたり独裁政治を続けてきたフランコ総統の死去を受けて、1975年に国王に即位し、民主化を推し進めて国民の尊敬を集めましたが、国が財政危機にあるなか、アフリカでゾウ狩りを行ったことが厳しい批判にさらされ、2014年に高齢を理由に退位しました。

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