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首都カブールで7日から始まったロヤ・ジルガには宗教指導者や民族の代表など3000人以上が参加しました。

アフガニスタンでは、ことし2月のアメリカとタリバンの和平合意を受けて、政府とタリバンは停戦協議の実現に向けて、互いに人質の解放を進めていて、会議では殺人など重大な犯罪に関与したとして拘束されているタリバンの戦闘員など400人の解放が焦点となりました。

出席者からは、タリバンの戦闘員が再びテロや戦闘に加わるおそれがあるとして、解放に反対する意見も出ましたが、政府とタリバンの双方が恒久的に戦闘を停止することや、解放後に停戦協議を速やかに開くことなどを条件に、人質の解放を認める決議を採択しました。

閉会後、ガニ大統領は「決議を尊重したい」と述べ、近くタリバンの戦闘員など400人を解放する考えを示しました。

アフガニスタンでは、アメリカとタリバンの和平合意以降も政府とタリバンの間で戦闘が続き、治安の悪化に歯止めがかかっておらず、今回の決議が停戦協議の進展につながるかが焦点となります。

ロヤ・ジルガ国民大会議が、政府が拘束しているタリバンの戦闘員などの人質の解放を認める決議を採択したことについて、首都カブールの市民からは、賛否の声が聞かれました。

このうち、50代の自営業の男性は「ロヤ・ジルガの決定を歓迎します。400人のタリバンの人質が解放されれば停戦協議が実現し、アフガニスタンに近い将来、和平が訪れるかもしれません。テロや攻撃がなくなることを願っています」と述べ、決議に賛成する考えを示しました。

一方、40代の会社員の男性は「400人の人質が解放されれば、戦闘員たちは再びタリバンに加わり、テロや攻撃を行うおそれがあります」と述べ、人質の解放に反対する考えを強調しました。

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