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商船三井が運航する貨物船「WAKASHIO」は先月25日、モーリシャスの沖合で座礁し、積んでいた大量の重油が海に流出しました。

15日には貨物船の船体が2つに割れたことが確認され、商船三井によりますと、船の中に残っていた燃料の油、およそ3000トンはこれまでにほぼすべて回収されたとみられるものの、すでに流出したおよそ1000トンの油のうち、回収できたのは半分程度にとどまっているということです。

こうした中、モーリシャスとつながりの深いインド政府は16日、現地に重油汚染に対応する訓練を受けている沿岸警備隊の隊員を派遣し、オイルフェンスや油を吸収するシートなども提供したと発表しました。

モーリシャスにはフランスやイギリスなどの植民地だった時代に、インドから大勢の労働者が移り住み、今も国民のおよそ7割がインド系で、インドとしては支援により、さらなる関係強化を図る考えです。

今回の事故では、モーリシャス政府が環境上の緊急事態を宣言して対応を急ぐとともに、環境汚染による損害の賠償を求める方針を示しています。

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