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4日間の日程で開かれているアメリカの与党・共和党の全国党大会は25日、2日目を迎え、各地をオンラインで結んでトランプ大統領の支持者や政治家などが相次いで演説を行いました。

このうち、ミネソタ州の鉄鉱石の採掘で栄えた市の市長は、中国との対決姿勢を強めた外交政策で、多くの雇用が守られたとして大統領が実績を上げてきたと強調しました。

また、ポンペイ国務長官が訪問先の中東のイスラエルで収録したメッセージを寄せ、「中国との対決姿勢を強め、新型コロナウイルスの責任を取らせる考えを示したほか、産業スパイを国外追放した」と述べて、政権の外交面での実績をアピールしました。

そして、トランプ大統領とメラニア夫人が登場し、メラニア夫人がホワイトハウスから演説して支持を訴えました。

これに対し野党・民主党からはホワイトハウスの政治利用だという批判の声があがっています。

その背景には、ホワイトハウスで働く公務員の連邦政府職員が選挙活動に関わることが禁止されていることや、伝統的にホワイトハウスは選挙活動に適していないと考えられていることがあります。

民主党ペロシ下院議長は「ホワイトハウスの品格を損なう間違ったことだ」と強く反発しています。

中西部ウィスコンシン州のケノーシャで、23日、黒人男性のジェイコブ・ブレークさんが警察官に背後から至近距離で7回にわたって銃で撃たれ、重体となっています。

ブレークさんの家族の弁護士は、25日、記者会見を開き、容体について、「体がまひしていて、奇跡が起こらないと歩けるようにはならない」と述べました。

現地のケノーシャでは、銃撃の様子が撮影された動画がインターネット上で広がった23日以降、地元の住民ら数百人が抗議活動を続けています。

抗議活動の多くは、平和的なものだということですが、夜になると、参加者の一部が建物や車に火をつけるなどしたため、警察が催涙ガスを使い、衝突しました。

ブレークさんの母親は、「息子が暴力や破壊行為が行われていると知ったら、非常に不愉快に思うだろう」と述べ、抗議活動を平和的に行うよう呼びかけました。

またウィスコンシン州エバーズ知事は、25日、非常事態宣言を出し、治安を維持するために派遣している州兵の数を増やす方針を示しました。現地では今後も抗議活動が行われる予定で、混乱が続いています。

#米大統領

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