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オーストラリアのペイン外相は、8月31日、声明を発表し、オーストラリア国籍の女性、チェン・レイ氏中国当局に拘束されたことを明らかにしました。

オーストラリアのメディアによりますと、チェン氏は中国出身で、オーストラリア国籍を取得後、中国国営の中国中央テレビの英語放送、CGTNで番組の司会を務めていたということです。

ペイン外相によりますと、8月14日に中国当局からチェン氏の拘束について通知を受けたということで、8月27日にはオーストラリア政府の担当者がビデオ電話を通じて本人と話をしたということです。

拘束の理由やチェン氏の健康状態は明らかにされていませんが、ペイン外相は声明で「オーストラリア政府は本人と家族への支援を続けていく」としています。

両国の関係をめぐっては、オーストラリアが新型コロナウイルスの発生源について独立した調査を求めたことに中国が強く反発してきたほか、香港情勢をめぐっても対立を深めていて、今回の拘束でさらなる関係の悪化につながることも予想されます。

#オセアニア

香港では7月から新型コロナウイルスの感染者数が再び増加し、9月に予定されていた議会にあたる立法会の議員選挙が1年延期となりました。

こうした中、中国から派遣された医療チームの支援を受けて、希望者すべてが受けられる検査が始まり、香港各地に設けられたおよそ140の会場には、午前中から事前の予約をした市民が次々に訪れました。

検査を受けた女性は「自分の健康を証明して安心したいです」と話していました。

検査をめぐっては、香港政府の高官が次々と中国政府に感謝を表明して、全面的な支援によるものだと強調してきました。

これに対し、市民の間では検査による感染拡大防止の効果を疑問視する意見も多いほか、検査によって収集された個人情報が中国側に渡るのではないかという不安の声も上がり、これまでに検査を申し込んだ人は全市民の1割に満たないおよそ60万人にとどまっています。

また、民主派の議員らは「検査は中国政府を満足させるためのものでしかない」などとしてボイコットを呼びかけており、中国や香港政府への対立姿勢を強めています。

これに対し、香港政府トップの林鄭月娥行政長官は1日の会見で「検査を受けようという人たちの意欲をそぐものだ」と述べたほか、中国政府も「香港に対する支援を政治化し、中傷するものだ」などと批判しています。

台湾を訪問中のチェコのビストルチル上院議長は1日、台湾の議会にあたる立法院で、台湾と外交関係のない国の議会のトップとしては初めて、議場で演説しました。

この中で議長は「世界中の民主的な議会の役割は、法案の採択のみならず、民主主義の原則を守ることだ」と述べました。

そのうえで「難しい状況下で民主主義を築き上げようという人たちを支持することは、すべての民主主義者の義務であり、ゆえに、台湾を訪問できてとてもうれしい」と述べ、「1つの中国」の原則を主張する中国から圧力を受けている台湾を支持する姿勢を示しました。

最後に、議長は、アメリカのケネディ大統領が冷戦のさなか、西ベルリンで行った歴史的な演説で「私はベルリン市民だ」と述べて、市民との連帯と共産主義に批判的な態度を示したと指摘し、「台湾、そして自由への私の支持を示したい。私は台湾人だ」と述べると、議場から大きな拍手が送られました。

また、議長は今回の訪問を中国が強く非難していることについて、「訪問には政治的に誰かと対立しようという意図はない」と反論しました。

議長は3日、蔡英文総統と面会する予定です。

#反中国
#対中露戦