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防衛大臣は、日本を訪れているアメリ海兵隊トップのバーガー総司令官と会談し、自衛隊アメリ海兵隊の共同訓練などを通じて、両国の連携を強化していくことなどを確認しました。

会談で岸防衛大臣は「インド太平洋地域の安全保障環境は、厳しさを増す一方で、地域の平和と安定のために日米同盟が果たさなければならない役割も、これまでになく大きくなっている」と指摘しました。

これに対して、バーガー総司令官は「自由で開かれたインド太平洋を脅かすようなものには、日米同盟の強さをしっかりと見せながら対処をしていかなければいけない」と応じました。

そのうえで両氏は、東シナ海南シナ海で海洋進出を強めている中国について意見を交わしたほか、自衛隊アメリ海兵隊の共同訓練などを通じて、両国の連携を強化していくことを確認しました。

さらに、沖縄県アメリカ軍普天間基地について、名護市辺野古への移設が、基地の危険性を除去する唯一の解決策だとして、地元の協力を得ながら移設工事を着実に進めていくことを確認しました。

日本やアメリカ、中国など、21の国と地域が参加するAPECは、各国の首脳らが参加する一連の会合が、19日からオンライン形式で始まりました。

中国の習近平国家主席は演説で「対外開放は中国の基本的な国策であり、いかなる時も揺らぐことはない」と述べ、国内市場の開放を進め、世界経済の回復に貢献する姿勢を強調しました。

さらに「われわれは決して歴史の後戻りはせず、経済の『切り離し』を行ったり閉鎖的、排他的なグループをつくったりすることはない」と述べ、名指しは避けながらもアメリカをけん制しました。

20日は、菅総理大臣のほか、アメリカの代表も演説する予定ですが、議長国のマレーシア政府によりますと、今のところ、アメリカは誰が演説するのか通知がないということです。

20日の首脳会議では、成果を盛り込んだ首脳宣言の採択を目指していて、新型コロナウイルスによる厳しい経済状況からの回復に向け、加盟する国や地域が連携する姿勢を打ち出せるかが焦点です。

香港政府は今月11日、中国の全人代全国人民代表大会の常務委員会が決定した新たな基準に基づき、香港の議会に当たる立法会で政府に反対する立場の民主派4人の議員資格を失効させました。

これについてアメリカ、イギリス、カナダ、それにオーストラリアとニュージーランドの5か国の外相は18日、共同声明を発表し、「香港の高度な自治や権利、そして自由をさらに損なうものだ」として強い懸念を表明しました。

そのうえで「香港の安定と繁栄のためには、人々が正当な懸念や意見を表明するための手段を尊重することが不可欠だ。中国政府には、香港の立法会に対する行動を考え直し、議員を直ちに復職させるよう強く求める」として、中国政府と香港政府に対し、議員資格の失効を取り消し、失効を可能にする決定そのものも直ちに撤回するよう求めました。

欧米各国からの非難が相次いでいることについて、中国外務省は、「中国への内政干渉だ」と強く反発していますが、中国への圧力を強めるアメリカ政府は、さらなる対抗措置に踏み切ることも辞さない構えを見せています。

香港政府は今月11日、中国の全人代全国人民代表大会の常務委員会が決定した新たな基準に基づいて、香港の議会にあたる立法会で政府に反対する立場の民主派4人の議員資格を失効させました。

これについて、アメリカ、イギリス、カナダ、それにオーストラリアとニュージーランドの5か国の外相は18日、共同声明を発表し「香港の高度な自治や権利、そして自由をさらに損なうものだ」などと強い懸念を表明したうえで、中国政府と香港政府に対し、議員資格の失効を取り消すことなどを求めました。

これに対し、中国外務省の趙立堅報道官は、19日の記者会見で「国と香港を愛する者が香港を治め、国に反対し、香港を乱す者がとうたされるのは当然のことだ」と述べ、みずからの正当性を強調しました。

そのうえで、趙報道官は「中国の内政である香港のことにあれこれと口出しをすることに強烈な不満と断固とした反対を表明する。香港や中国の内政へのあらゆる干渉を直ちにやめるべきだ」と述べ、強く反発しました。

#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

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