【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース https://t.co/wWSFjDDHrS
— ブルームバーグニュース日本語版 (@BloombergJapan) 2020年9月1日
パンデミックの向こう
バフェット氏が日本の商社株に60億ドル(約6350億円)規模を投じたことは、バリュー株の比率が高い日本の株式市場に外国人投資家を呼び戻すきっかけとなる可能性があるとの指摘がある。アシンメトリック・アドバイザーズのアンバーザデ氏は、「バリュー株がグロース株をアウトパフォームし始めれば、投資家は日本株に注目し始めるだろう。これはバフェット氏の投資以上の大きな変化となるだろう」と語った。YCCを温存
米連邦準備制度理事会(FRB)のクラリダ副議長(金融政策担当)は、米国債利回りに目標を設けるイールドカーブ・コントロール(YCC)を将来に導入する可能性に含みを残した。「利回りの抑制や目標化は現在の環境では正当化されないが、将来に状況が著しく変化した場合に見直すことができるよう、選択肢として残しておくべきだ」と述べた。新たな金融政策アプローチに関連し、四半期ごとに公表するFOMCメンバーの経済・金利予測が「微調整」される可能性があるとも語った。もう一つの危機
今年、飢餓に苦しむ人は、最悪のシナリオでは従来予想より1億3200万人多くなるとの報告が発表された。前年比の伸びは、今世紀のどの年の増加分と比べてもその3倍を超える。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)に伴い、食品サプライチェーンが一変し、経済は失速、消費者の購買力が低下している。1日に飢えで死亡する人の数は、年末までに新型コロナウイルス感染症(COVID19)による1日の死者数を上回るとの予測もある。市場に浸透済み
ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、米金融政策の引き締め転換は当分ないと投資家がすでに理解しているため、ゼロ付近の政策金利を維持する期間をこれまで以上に明確に示唆する緊急性はないと述べた。「低金利は長期にわたって続くというのが市場の見方だ。従って市場の見方を変えるためにフォワードガイダンスを現時点で変更しなくてはならないとの、極めて強い圧力はない」とカシュカリ総裁は述べた。中豪に新たな火種
中国国営テレビ局に勤めるオーストラリア国籍のニュースキャスターを、中国当局が拘束していることが分かった。ペイン豪外相が31日夜に発表した。オーストラリア放送協会(ABC)によれば、成蕾氏は訴追されてはいないが、指定された場所で監視下に置かれており、弁護士その他の支援を得られずに最長6カ月拘束される可能性がある。
バフェット氏の商社投資、日本のバリュー株に世界の注目集める可能性https://t.co/QRyl3JgfNi
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資産家ウォーレン・バフェット氏による日本の商社株への60億ドル(約6350億円)規模の投資は、外国人投資家をバリュー株の比率が高い日本の株式市場に呼び戻すきっかけとなる可能性がある。一部のストラテジストらはこう指摘する。
米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイは、伊藤忠商事、三菱商事、三井物産、住友商事、丸紅の5大商社株をそれぞれ取得。これはバークシャーが新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の先に目を向け、世界の成長に賭けている可能性が高いことを示していると、アシンメトリック・アドバイザーズのシニアストラテジスト、アミール・アンバーザデ氏は指摘した。
同氏は「シクリカル(景気循環)的性質が非常に強い日本市場を考えると、商社株への賭けはバフェット氏が景気サイクルが底を打とうとしていると見込みパンデミックの先を見据えていることを示していると思われる」と分析。「バリュー株がグロース株をアウトパフォームし始めれば、投資家は日本株に注目し始めるだろう。これはバフェット氏の投資以上の大きな変化となるだろう」と語った。
日本は世界のバリュー投資家にとって賢明な選択のように見受けられる。日本株のバリュエーションは世界との比較で、過去の平均よりもかなり低い水準にある。少なくとも予想株価収益率を見るとそうだ。ブルームバーグがまとめたデータによれば、工業株、金融株、素材株など伝統的なバリュー銘柄はTOPIXの約37%を占めている。
31日の取引でバフェット氏が購入した商社株はいずれも大幅高。TOPIXも上昇したが、同指数は年初来で6%安と、MSCI・オール・カントリー・ワールド指数(ACWI)の4%高に対して出遅れている。
バフェット氏が日本の5大商社に投資、「相互利益の機会に期待」
30日に90歳になったバフェット氏は今回の商社株の前にも最近、バリック・ゴールドなど商品関連銘柄を購入していた。ピクテ投信投資顧問シニア・フェローの市川眞一氏は、バークシャーは最近、インフレに備えてポートフォリオをシフトする動きを見せているとした上で、日本の商社は資源トレードなどに強みがあり、インフレに強いビジネス構造になっていると指摘した。
バークシャーの今回の投資については、「海外勢を中心に投資家が連想でインフレに強い(日本の)会社に注目するきっかけになるだろう」と話した。
原題:
Buffett’s Bet Paves Way for Japan as a Global Value Trade(抜粋)
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