北朝鮮 キム委員長が台風9号被災地視察 国営メディア伝える #nhk_news https://t.co/Kra7Yd4pL1
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年9月6日
北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、6日午前、大型で非常に強い台風10号が北上していて、北朝鮮に上陸するおそれがあると伝えました。
7日から8日にかけて北東部のハムギョン（咸鏡）北道などで300ミリから400ミリの雨が降り、日本海側の沿岸では、最大瞬間風速が35メートルに達するということで、徹底した安全対策をとるよう呼びかけました。
また、朝鮮中央テレビは、キム・ジョンウン委員長が、今月3日に台風9号が上陸した北東部のハムギョン南道を5日に訪れ、被害の状況を視察したと伝えました。
現地で開かれた会議では沿岸の地域で住宅1000棟余りが壊れ、公共の建物や農地が浸水する被害が出たことがキム委員長に報告されました。
ハムギョン南道のトップが解任されたということで、被害の責任を問われたものとみられます。
このほかキム委員長は、首都ピョンヤンのすべての党員に公開書簡を送り、復旧にあたるため1万2000人を派遣するよう指示したと伝えました。
台風9号をめぐっては、「労働新聞」が5日、東部で「数十人の人命被害が出た」と伝え、住民をあらかじめ避難させなかったとして、幹部を処罰したことを明らかにしたばかりです。
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