「秋篠宮家」からキャリア官僚が次々と逃げ出している : https://t.co/Dv1sBQU9Nd #現代ビジネス
— 現代ビジネス (@gendai_biz) 2020年9月17日
いずれ皇位を継ぐだろう二人の男子を有する秋篠宮家。だが、漏れ伝わってくるその内情は、順風満帆とは程遠い。
「秋篠宮は昨年の御代替わりに伴って皇嗣というお立場になり、職員の数も約20人から50人に増員されました。ところが、その職員が次々と辞めてしまうので、活動に支障が出ているのです」(前出の記者)
とりわけ影響が大きかったのは、警察庁長官官房付から出向していた石川光泰宮務官が、今年1月24日付で依願免職になった件だ。
秋篠宮家を支える加地隆治皇嗣職大夫の定例会見は毎週金曜日、宮内庁内で開かれる。石川氏も宮務官として毎回、臨席していた。
そこで、記者から紀子さまの装いに関する質問があり、石川氏が答えるべきことを答えた。だが、その受け答えに問題があったというのだ。
「皇室のドレスコードは非常に細かいもので、とりわけ女性皇族が何を着るかは大きなメッセージを持つ場合が多い。皇嗣妃としては、石川さんの説明に納得がいかなかったのでしょう」(前出の皇室関係者)
石川氏は地方訪問の担当でもあったが、その段取りでも両殿下の不興を買い、結局、同行するはずだった昨年のブータン行きの担当を外された。このようなことが度重なり、1月の免職につながった。
「本来、皇族付の役職は他省の官僚にとっても出世コース。優秀な人材を投入した警察庁としては、このような扱いを受けたことが我慢ならない。
現在、皇嗣職大夫としてトップの地位にある加地氏は宮内庁の総務課長を務めた経験もあるが、もともとは警察官僚。
秋篠宮家には皇位継承順位の1位と2位の皇族がいるというのに、宮内庁のプロパーがサポートできていないという異常な事態が続いている。
「宮内庁には皇嗣担当になるくらいなら退職するという職員も多い。それほど混乱した現場として恐れられているのです」(宮内庁OB)
御難場での職務で疲れ果て、去っていくのは前出の石川氏だけではない。8月1日には内閣府から出向していた泉吉顕氏が依願免職、そしてもう一人総務省からの出向者も、「退職するのは時間の問題」と噂される。
秋篠宮家がこれほどストレスフルな状況に追い込まれている原因はいくつもある。
第一に、4月に行われるはずだった立皇嗣の礼がコロナの影響で延期になり、執り行われる目途が立っていないこと。
「10月には総選挙が行われる可能性が高くなってきたので、早くとも11月。規模をかなり縮小して行わざるをえない。三権の長、知事会の代表、外交団団長など、最低限の人だけが出席することになるでしょう」(前出・宮内庁OB)
秋篠宮が次の天皇であることを内外に知らしめる儀式がこのような形で簡略化されてしまうのは、悠仁さまを天皇にすることが悲願の紀子さまにとってはまさに痛恨の極みだろう。
そして、第二の理由として当の悠仁さまの教育問題がある。父である秋篠宮自身がいわゆる帝王教育を受けていないうえ、宮内庁からのサポートもないまま、皇位継承順序2位の少年は中学校を卒業しようとしている。
来年には高校受験を控え、筑波大附属、東京農業大学第一、渋谷教育学園渋谷など進学先候補がいくつか取りざたされているが、どこも宮様を迎える体制が整っているとはいえず、帝王教育など夢のまた夢だ。
そして目下、最大の悩みの種は言うまでもない、眞子さまの結婚問題だ。
「長女の結婚については、(中略)お互いに必要だと思うことを伝え合いつつ、長女の気持ちをできる限り尊重したいと思っております」(9月11日、誕生日に紀子さまが発表された文書)
眞子さまが小室圭さんと婚約内定会見に臨まれたのは'17年の9月3日。同年の12月に小室氏と母親の金銭トラブル問題が報じられ、婚約は宙に浮いた状態のまま3年の月日が流れた。
その間、小室さんは「ロイヤルプリンセスの婚約者」という肩書で、ニューヨークの名門フォーダム大学に留学。二人に地理的距離はあるものの、朝から晩までテレビ会議システムを利用しており、むしろ共有する時間は以前より増えているという。
しょせんは若気のいたり。外国に長年とどめおけば娘との縁も切れるに違いない。そう踏んだものの、意外に揺るがぬ決心に、紀子さまもしびれを切らし始めた。
「紀子さまの関心事は、悠仁さまを立派な天皇にすることに尽きます。いつまでも眞子さまの結婚を引き延ばしていると、その予定表に狂いが生じてきます。
本心で小室さんを歓迎しているかは別にして、譲歩せざるをえない状況になっているのではないでしょうか」(ノンフィクション作家の工藤美代子氏)
小室さんのことが報じられるたびに、秋篠宮家は泥をかぶることになる。その一方で、輝きを増していくのは天皇家の一人娘、愛子さまだ。
「ここに来て石破茂、河野太郎といった有力政治家が女性天皇容認の姿勢を見せています。さらに二階俊博幹事長も女性天皇容認を公にしている。これは紀子さまにとって大きなショックでしょう」(静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次氏)
このような状況で「長女の気持ちを尊重」せざるをえないのだが、もう一つ関門がある。当初から結婚に強く反対されている美智子上皇后だ。
コロナ流行で5ヵ月ものあいだ高輪の仙洞仮御所に籠もられていた上皇后は、紀子さまの誕生日に合わせるかのように、「検査のため」御所を出られた。
3年もの月日が流れているのに、まだあの親子と縁が切れないのかしら。心労が重なって私の身体はもうボロボロです―そんなメッセージがこめられたかのようなタイミングだった。
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