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多くの企業トップと超富裕層は、このように暴落を回避することができたようなのですが、一般の投資家たちの多くは 2月から始まった暴落に巻き込まれたと思われます。

ところが、チャートでもおわかりのように、4月頃から急速に株価は回復し、日本でも同じですが、8月頃には暴落前の水準を取り戻す状態となり、それどころか、2019年の高値をはるかに超えるような高値が続いていました。数千万人が失業中のアメリカでも、です。

ここ 2週間ほどで異変が起きていますが、少なくとも 9月までは「株価は上昇し続ける一方」だったのです。

株価が上昇していった理由はいろいろありますが、いずれにしましても、今、また今年 2月以前と同じようなことが起きているのです。

ブルームバーグが報じました。

・世界的な株高の中でスーパーリッチたちが大量の株式の売却を進めている
(Super-Rich Step Up Big Stock Sales After Global Prices Surge)

しかも、その金額は前回よりはるかに多い、5兆円近くにのぼっていることがわかったのです。

そして同時に、「ほとんど株式は買われていない」のでした。富裕層はただただ売却し続けているようなのです。

前回は「売りどころを間違わなかったスーパーリッチたち」がまた動き出しているというのは、なかなか不気味な感じで、しかも、前回より速度が激しいようなのです。私自身は投資等はしていないのですが、今年 2月からのあの異常な相場がもたらした混乱を思い出しますと、やや不穏な先行きを感じさせないではないです。

上位 1%程度の富裕層たちは、残りの 99%の投資家たちとは「まるで異なる株式売買」をするのです。

これは歴史的に見ても常にそうだったようです。

新型コロナウイルスの影響で暴落した株価は、世界中の中央銀行、そしてアメリカでは連邦準備制度が市場を支え続ける中で、3月に安値から「反発」し、それが続いた。

その中で、世界の超富裕層たちは、大規模な株の売却のチャンスに現在飛び乗っている。

世界の多くの投資家たちは、過去 2週間の市場の株価の変動の中で株の売りを促されてきたが、これはおそらく、これまでV字で回復を続けていた株式上昇の「終了の合図」となっている可能性があり、また、これが世界の超富裕層に急速な潤いをもたらした可能性がある。

次のグラフは、景気後退に陥ったときの「上位 1%の富裕層の株式の売買」を示している(濃いブルーが富裕層の売却の金額。薄いブルーは株式指数の推移)。上位 1%の富裕層は、「景気後退に陥った際に売却する」ことを確実におこなっていることがおわかりになると思う。また、このグラフでは、トップ 1%の富裕層の売却が最近になって急増していることもわかる。

しかし、下位 90%は上位 1%の富裕層とは正反対の取り引きをする。

景気後退が始まると同時に大量に株を購入し、それが市場の均衡を崩し、株式売買に不慣れな少額投資家たちの大多数は最悪のタイミングで購入し、そして最悪のタイミングで売却する。

簡単にいえば、富裕層たちは、市場が暴落する直前に所有している株式を売却し、そして、90%の人々がその株を購入しているということになる。

もっといえば、「貧しい者から富める者への富の配分」がおこなわれている。

そんな中、現在このように作り上げられた株式の高値の中、上位 1%の富裕層たちは、とても早いペースで「市場から逃げ出して」います。

前回、彼ら富裕層が急ピッチで株式の売却を行っていたのは今年 2月頃までで、その後に、コロナショックでの大きな暴落が訪れました。

今もまた世界各国の富裕層たちが株式から大急ぎで逃げているのですが、また今年前半のようなことになってしまうのかどうか。

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