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トランプ大統領新型コロナウイルスに感染して中断していた選挙集会を今週、再開し、3日目となる14日には中西部アイオワ州を訪れ、集まった支持者らを前に演説を行いました。

アイオワ州は、前回、4年前の大統領選挙でトランプ大統領が勝利しましたが、今回、世論調査の支持率の平均値では、民主党のバイデン氏がわずかに上回っています。

トランプ大統領は演説で、バイデン氏の次男がウクライナの会社の役員に就任し多額の報酬を得ていたとされることに関連して、バイデン氏が次男の仲介でこの会社の幹部と会っていたとする一部の報道に触れ、「バイデン氏が息子の事業に関わっていなかったというのはうそだ」と主張しました。

そのうえで、「バイデン氏は腐敗した政治家で、大統領に立候補すべきではなかった」などと、強く批判しました。

トランプ大統領は先月のテレビ討論会でもこの話題を取り上げ、バイデン氏は「息子は間違ったことはしていない」と反論し、激しい応酬となりました。

全米の世論調査の支持率では依然として、バイデン氏がリードしていますが、トランプ大統領は、今週末にかけて連日、激戦州などを訪れ、各地で大規模な集会を開くほか、バイデン氏や次男を批判するテレビ広告も新たに流すなどして、巻き返しを図ろうとしています。

トランプ大統領の妻のメラニア夫人は14日、声明を出し、14歳の息子のバロンさんが新型コロナウイルスの検査で陽性の結果が出ていたことを明らかにしました。

ラニア夫人は「彼は丈夫な10代の少年で、症状は見られなかった。家族3人が同時に感染したことで、互いの面倒を見たり一緒に時間を過ごしたりすることができてある意味でよかった」と述べ、トランプ大統領夫妻が感染したのと同じ時期にバロンさんの陽性が判明したとしています。

ラニア夫人とバロンさんはその後、陰性が確認されたということです。

トランプ大統領も14日に開かれた選挙集会で「息子は元気にしている。彼は若くて免疫機能も強く、感染している自覚すらなかったのではないか」と述べたうえで「子どもたちは学校に戻るべきだ」として新型コロナウイルスの影響で休校している学校を再開させるべきだと改めて主張しました。

トランプ米大統領と同氏を支持する一部議員らは、民主党の大統領選候補ジョー・バイデン前副大統領および息子ハンター氏とウクライナのエネルギー会社を関連づけたニューヨーク・ポスト紙の記事の拡散をフェイスブックツイッターが14日に制限したことに強く反発した。この会社はトランプ大統領の弾劾調査で取り沙汰された。

  フェイスブックは事実確認担当者が記事の信ぴょう性をチェックする機会を得る前に拡散されるのを抑えるため、記事の流通を減らす方針を示した。ツイッターはこの記事をクリックした人向けに警告を挿入した。同社はその後、個人情報やハッキングされた資料に関する社内ルールに反した内容が記事画像の一部に含まれていたため、記事へのリンクを阻止する措置を講じたと説明した。

  トランプ大統領アイオワ州での集会に向かう中、「スリーピー・ジョー・バイデンと息子ハンターに関する『決定的な証拠』となる電子メールについての@NYPostの記事をフェイスブックツイッターが削除したのはとてもひどい」とツイート。「腐敗した政治家ほど悪いものはない。米通信品位法第230条を廃止せよ!!!」と続けた。

  大統領が言及した米通信品位法第230条はテクノロジー企業がプラットフォーム上にユーザーから投稿されるコンテンツを巡って提訴されるのを防ぐ条項。トランプ大統領アイオワ州の州都デモインで開いた集会で、この記事を使いバイデン親子をさらに攻撃した。

  また、共和党テッド・クルーズ上院議員テキサス州も、両社が「検閲」していると非難。クルーズ議員はフェイスブックマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)とツイッターのジャック・ドーシーCEOに宛てた書簡で、彼らが大統領選に影響を及ぼそうとしていると批判したことを議員事務所は声明で明らかにした。

  フェイスブックツイッタートランプ大統領のツイートやクルーズ議員の書簡について取材を試みたが、これまでのところ返答はない。

原題:
Facebook, Twitter Restrictions on Biden Article Infuriate Trump(抜粋)

アメリカのメディア「ニューヨーク・ポスト」は14日、バイデン氏の次男がウクライナの会社の役員に就任し多額の報酬を得ていたとされることに関連し、次男の仲介でバイデン氏がこの会社の幹部と会っていたと伝えました。

記事には、幹部が次男に送ったとされる「お父様にお目にかかる機会をいただき、感謝します」というメールの文面が含まれています。

これについてフェイスブックは、誤った情報の拡散や選挙への外国の干渉を防ぐ社内の規定に基づいて、「ファクトチェックが終わるまで記事が表示される回数を減らす」としています。

また、複数のメディアによりますと、ツイッターも、ハッキングで入手した個人情報の拡散を防ぐ規定などに基づいて、この記事のリンクを投稿できなくする措置をとりました。

これについてトランプ大統領「とんでもないことだ」などとツイートし、両社を批判しています。

前回、4年前の大統領選挙をめぐり、アメリカの情報機関は、ソーシャルメディアを通じてロシアが介入したとしており、各社は対策を強化しています。

トランプ陣営は14日、ツイッター民主党が好まないニュースを伝えたことで、ツイッターホワイトハウスのマケナニー報道官の私用のアカウントを凍結した」と投稿しました。

この投稿にはマケナニー報道官の私用アカウントの画面を写した画像が付けられていて、この中で報道官は、「ニューヨーク・ポスト」の報道を引用する形で、ウクライナの会社がバイデン氏の次男に対し、多額の報酬と引き換えにバイデン氏の影響力を行使するよう求めるメールがあると主張しています。

画像には報道官のツイートに続いて、「あなたのアカウントはツイッターの規定に抵触したため凍結されました」とするツイッターのメッセージが掲載されています。

その後、マケナニー報道官は自身の公用のアカウントに投稿し、ツイッターフェイスブックを名指ししたうえで、「検閲は非難されるべきだ。アメリカ人のやり方ではない」と批判しています。

これについてトランプ大統領も14日開いた集会で、「事実かどうか分からないが、マケナニー報道官のアカウントが凍結されたと聞いた。彼女が真実を伝えたからだ」と述べ、ツイッターを非難しました。

#ケイリー・マックナニー

民主党大統領候補のバイデン前副大統領は14日、国際舞台における米国のリーダーシップについて著名投資家で資産家のウォーレン・バフェット氏と電話で話したことを支援者に明らかにした。

  バイデン氏はバーチャル形式で開催した資金集めのイベントで、「われわれは米国がすべきこと、われわれがしなければならない仕事の先送りを拒否する必要がある。今電話を終えたばかりのウォーレン・バフェット氏とは、50年、70年、80年前と異なる立場で全世界を他の誰もができないやり方でどう導いていくかを話し合った。米国の将来に限界はない」と述べた。

  バフェット氏は2016年大統領選でヒラリー・クリントン国務長官を、12年大統領選ではバラク・オバマ氏を支持していた。バフェット氏はバイデン氏への支持は表明しておらず、最近は政治から距離を置いている。

  バイデン陣営は電話会談の詳細について言及を控えた。バフェット氏のアシスタントからはコメントを求める取材への返答は今のところない。

  バフェット氏(90)は常々、米国の未来について楽観論を示しており、バイデン氏のコメントはそうしたトーンを映している。バフェット氏は米国が負ける方に賭けるのは「ひどい誤り」であり、米国の「金の卵を産むガチョウ」である商業や技術革新は引き続き成長と繁栄の原動力になると長年話している。

原題:
Biden Says He Spoke With Warren Buffett About U.S. Leadership(抜粋)

#米大統領

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