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韓国政府によりますと、韓国の製薬会社5社が製造したインフルエンザのワクチンの予防接種を受けたあと、22日までの1週間に少なくとも25人が死亡し、このうち9割近くが60歳以上だったということです。

去年1年間の死者数は2人で、ことしは大幅に増えていますが、増加の要因については今のところ分かっていません。

これについて韓国の疾病管理庁は、ワクチンを接種した他の多くの人たちに特異な症状が見られないことから、死因がワクチンである可能性は低いとの見方を示しました。

一方、医師の団体、大韓医師協会は、今後1週間はインフルエンザの予防接種を中断するよう求めています。

こうした状況を受け、チョン・セギュン首相は23日午前の会議で「専門家は予防接種と死亡の関連性は低いとしているが、多くの国民が不安を募らせている」と述べ、原因の究明を徹底して行うよう指示しました。

疾病管理庁は23日に専門家を集めた会議を開いて、今後の対応について検討することにしています。

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