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労働にせよ投資にせよ、アクションに対するリターンは、必ずしも現金と直接交換する必要はありません。むしろ、現金に直接替えると損をすることが多いのです。

例えばTポイントカードってありますね。あのTポイントは、基本的に1ポイントあたり1円相当として使えます。ところがTポイントは、実は現金に替えることもできるのです。ジャパンネット銀行(今度、PayPay銀行に名前が変わるそうですが)の口座を持っていれば、いくつか条件はあるものの、100ポイントあたり85円のレートで現金化して、口座から引き出すことができます。

重要なのはこの部分です。Tポイントよりも現金のほうが使いやすいですよね。日本でいちばん使いやすいのは日本円です。何でも買えます。でも、Tポイントを直接現金化すると、相対的に価値が下がってしまうのです。

航空会社のマイレージサービスもそうです。マイルも現金化することができて、例えば10000マイルを現金にすると9000円ぐらいになります。しかし、マイルを航空券に変換するとだいたい2万円相当の航空券に換えられます。本来の価値は1マイルあたり2円、というところですね。これを海外旅行のビジネスクラスやファーストクラスを購入するのに使用すれば、1マイルあたりの価値は10円を超えることもあります。1マイル2円相当ですから、現金に替えると半分以下の価値しかなくなってしまうけど、特定のサービスに換えると5倍以上の価値にもなりうるわけです。

つまり、こういう原則があります。「現金(=何にでも使えるもの)に替えると損をする」かわりに、「制約された状況でしか使えないものに換えると得をする」のです。これは、(変動要素はあるものの)「より一般的な価値を持つものに換えるとリターンは少なく、価値が制約されるものに換えるとリターンが大きい」と言い換えることもできます。

この話からさらにいくつかの重要な法則を学ぶことができます。ひとつは「日頃から付き合いのあるサービスをうまく利用すると、損をしないですむことがある(つまり、得をすることがある)」ということです。銀行があなたのお金を両替してくれるのはあなたが銀行口座を持ってくれていることに対しての特典ですから、口座を持っていない銀行でこのやり方は使えません。

さらに、銀行の支店や大きなATMコーナーまで行けばまったく損をせずに交換できる、ということは、「あなたが手間や苦労をかけることで損をしないですむことがある(つまり、得をすることがある)」とも言えますね。

同じところからもうひとつ、「どうせ利用するなら大手や、近くに店舗が多い(または、近くに店舗がある)、あなたがよく知っているサービス」ということも見いだせます。大手はたくさんの人が利用するので店舗数も多いですし、近くに店舗があればそれだけ利用するのに手間がかかりませんよね。

当然ですが、これらはあなたがどこに住んでいて、どんな生活をしているかによって変わります。青森出身の人は青森銀行、鹿児島出身なら鹿児島銀行をメインバンクにしているかもしれません。あなたが青森や鹿児島に住んでいるならばそれで何の問題もないのですが、東京で青森銀行鹿児島銀行の支店に行くのは至難の業です。もちろん、あることはあるのですが、都心に1店舗しかありません。

逆に東京から地方に行った人、例えば三菱UFJ銀行は三大メガバンクのひとつですが、鹿児島で三菱UFJ銀行の支店に行かなければならないと思っても、隣の熊本県まで行かなければ支店はありません。青森はもっと大変で、三菱UFJ銀行は東北では仙台にしかありませんし、そうでなければはるばる海を渡って札幌まで行くハメになります。もちろん、ほかの銀行やコンビニなどでどうにかなることも多いのですが、たいてい手数料をとられますよね。

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京都銀行

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みずほ銀行

ゆうちょ銀行

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よく行くお店などを踏まえて回答しますね

年間一番自分がお金を使う所が出してるカードか、貯めてるポイントが貯まるカード

三井住友、楽天、PayPay、イオン。

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