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モルドバでは、今月1日の行われた大統領選挙で過半数の票を獲得した候補者がおらず、15日、サンドゥ前首相と現職のドドン大統領の上位2人による決選投票が行われました。

中央選挙管理委員会によりますと、開票はほぼ終了し、サンドゥ前首相が58%、ドドン大統領が42%の票を獲得し、サンドゥ氏は「これは皆さんの勝利でもある」と述べ、勝利を宣言しました。

サンドゥ氏は48歳。
世界銀行エコノミストをへてモルドバ政府の閣僚などを歴任し、EUヨーロッパ連合の加盟を目指すなどヨーロッパ寄りの政策を訴えてきました。

一方、ドドン大統領は、ロシアのプーチン大統領と関係を築き、ロシアとの結びつきを重視してきました。

モルドバでは、これまでも欧米とロシアのどちらを重視するかで国民の意見は割れ、前回4年前の大統領選挙でも同じ顔ぶれによる争いとなりましたが、今回はヨーロッパとの関係をより重視する世論が反映されたといえます。

このところベラルーシキルギスなどの旧ソビエト諸国では選挙後の混乱が相次ぎ、ロシアも今回の選挙を注視していましたが、ロシアの影響力の低下を印象づける結果ともなりました。

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