中国 習主席が新年の演説“祖国統一は歴史の必然” 統一へ意欲https://t.co/y8SL5sbzxX #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) December 31, 2023
中国の習近平国家主席は31日夜、国営テレビなどを通じて国民に向けた新年の演説を行いました。
この中で習主席は、台湾について「祖国統一は歴史の必然であり、台湾海峡両岸の同胞は手を携え、心を合わせ、民族復興の偉大な栄光を分かち合うべきだ」と述べました。
台湾では、今月13日に4年に1度の総統選挙の投票が行われる予定で中国との関係が大きな争点となるなか、習主席は統一に向けた意欲を改めて強調した形です。
一方、中国では不動産市場の低迷の長期化や厳しい雇用情勢を背景に景気の先行きに不透明感が広がっていて、習主席は「子どもの扶養と教育、若者の就職と成功、高齢者の医療と介護は家庭とともに国家の大事だ」と述べ、問題の解決にあたる姿勢を示しました。
ただ、経済政策の運営方針などを決めるため、去年秋に開かれるとみられていた共産党の重要会議はこれまでのところ開催されておらず、国民の不安の払拭(ふっしょく)に向けた対策を打ち出せない状況が続いています。
#中国(習近平国家主席新年演説「祖国統一は歴史の必然であり、台湾海峡両岸の同胞は手を携え、心を合わせ、民族復興の偉大な栄光を分かち合うべきだ」「子どもの扶養と教育、若者の就職と成功、高齢者の医療と介護は家庭とともに国家の大事だ」)
#経済統計(中国・製造業PMI=購買担当者景況感指数・12月・49.0・先月から0.4ポイント悪化・3か月連続で判断の節目「50」下回る)
#中国(三中全会・開かれないまま越年)
#台湾(総統選・テレビ討論会・与党民進党頼清徳「野党側の2人の候補の立場はどちらも『1つの中国』の原則だ」・最大野党国民党侯友宜「あなたの主張は台湾の安全を害する」・野党第2党民衆党柯文哲「アメリカは『台湾独立』を支持しないとはっきり言っているのに『台湾独立』をどう現実的に進めるのか」)
台湾 蔡総統「われわれは1つの民主国家」習主席主張はねつけるhttps://t.co/hmcIwtppej #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) January 1, 2024
台湾の蔡総統は1日、総統府で新年の談話を発表しました。
この中で蔡総統は、軍事的な圧力を強める中国に対して「平和には善意を要するが、それ以上に実力を要する。自衛の決意を示すことこそが、国際社会が共同で台湾と台湾海峡の平和と安定を守る上での最も重要な支えだ」と述べ、防衛力増強を続ける必要性を強調しました。
その上で中国との間で「できるだけ早く健全で秩序ある交流を回復したい」と述べるとともに、対等な対話で、長期的・安定的な平和共存の道を探りたいという立場をあらためて示しました。
このあと蔡総統は、記者の質問に応じ、中国の習主席が新年の演説で「祖国統一は歴史の必然だ」と述べたことについて「われわれは1つの民主国家であり、中国と将来どのような関係をつくるかは、われわれの民主的な手続きを経て最終的な決定がなされるべきだ」と述べ、習主席の主張をはねつけました。
また自身の後任を決める今月13日の総統選挙について、蔡総統は「台湾が世界に向かって歩み続けるのか、世界の隊列から抜けるのか、台湾の人たちが正しい決定をすると信じている」と述べ、副総統としてみずからを支え、与党・民進党から立候補している頼清徳氏の当選に期待を示しました。
#中台(蔡英文総統「平和には善意を要するが、それ以上に実力を要する。自衛の決意を示すことこそが、国際社会が共同で台湾と台湾海峡の平和と安定を守る上での最も重要な支えだ」「できるだけ早く健全で秩序ある交流を回復したい」「われわれは1つの民主国家であり、中国と将来どのような関係をつくるかは、われわれの民主的な手続きを経て最終的な決定がなされるべきだ」「台湾が世界に向かって歩み続けるのか、世界の隊列から抜けるのか、台湾の人たちが正しい決定をすると信じている」)
香港 区議会議員当選の新議員 政府に忠誠尽くす宣言https://t.co/ihCvRdIoWn #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) January 1, 2024
香港では1日、先月の区議会議員選挙で当選した新しい議員470人が香港政府に忠誠を尽くすなどと宣誓を行いました。
香港の地方議会にあたる区議会議員選挙で当選した新しい議員470人は1日、政府庁舎に集まり、香港政府に忠誠を尽くすなどとする宣誓を行いました。
香港では3年前「愛国者による統治」を進めるためとして、中国の習近平指導部によって選挙制度が変更されたのに伴い、区議会議員も香港政府への忠誠を尽くすなどと宣誓することが義務づけられました。
当時、区議会では政府に批判的な立場の民主派が議席の8割以上を占めていましたが、ルールの変更を受けて多くの議員が辞職したほか宣誓しても議員資格を剥奪されるなどして、300議席以上が空席となりました。
先月行われた選挙では、制度の変更で民主派が1人も立候補できず、親中派が議席をほぼ独占し、議会にあたる立法会を含めて政治の舞台から政府に批判的な勢力が事実上、排除されました。
香港の政治に詳しい立教大学の倉田徹教授は「区議会は政府を監視したり、民意を吸い上げて政策に反映したりするものではなく、政府を助ける役割になった。意味合いが中国式に変化し、中国本土と同じように政府に賛成する機関になっていくだろう」と指摘しています。
#中国(香港・区議会議員当選新議員・政府に忠誠尽くす宣言)
#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制