香港の警察 天安門事件伝える記念館に捜索 展示品など押収 #nhk_news https://t.co/yhzkB52PXH
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年9月9日
香港の警察は9日、市民団体が運営してきた「六四記念館」に捜索に入り、展示パネルや写真などを押収しました。
記念館は1989年6月4日、北京で民主化を求める学生たちの運動が武力で鎮圧された天安門事件の犠牲者の遺品などを収集し、中国本土ではタブー視されている事件を伝える場として運営されてきました。
捜索のあと、記念館を運営してきた市民団体の支連会=「香港市民支援愛国民主運動連合会」の李卓人代表ら幹部3人と団体は国家政権の転覆を図ったとして、香港国家安全維持法違反の罪で起訴されました。
支連会は記念館の運営に加え、香港で数万人規模の集会を開くなど、香港の民主化運動で中心的な役割を果たしてきました。
団体は、9月25日に開く臨時総会で解散するかどうかを決めることにしていますが、これを前に、当局の圧力が一層強まっています。
香港 政府へ忠誠尽くすよう区議会議員に宣誓求める措置開始 #nhk_news https://t.co/zhPu8lTNWn
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年9月10日
香港では「愛国者による統治」を進めるためとして、中国の習近平指導部によって選挙制度が変更されたのに伴い、区議会議員は香港政府への忠誠を尽くすよう宣誓することが求められています。
宣誓に反する行為があったとみなされると、議員資格が剥奪されるうえ刑事罰が科されます。
宣誓は10日から4つの地区に分かれて行われ、香港島の会場には午前中、議員が次々と訪れました。
宣誓をめぐってはことし6月以降、政府に反対する立場の多くの民主派議員が相次いで辞職する事態となり、議席の8割以上を占めていた民主派の半数以上に当たるおよそ270人が議会を去りました。
今回の宣誓の対象となる211人の中には、反政府的な動きを取り締まる香港国家安全維持法違反の罪で起訴された人もいて、政府に近い立場の新聞は50人程度が議員資格を失う可能性があると伝えています。
中国でスパイ容疑で懲役判決のカナダ人が即国外退去 北朝鮮に配慮かhttps://t.co/D4Ce31nE13
— NEWSポストセブン (@news_postseven) 2021年9月9日
スパバー氏は北朝鮮の金正恩総書記とも直接会って、観光関係の国家プロジェクトにもかかわるなど親密な関係を築いていた。中国側は北朝鮮との同盟関係に配慮して、スパバー氏を事実上、釈放したとみられる
#朝鮮半島
中国の王毅外相 ベトナムなどアジア4か国訪問へ 米に対抗か #nhk_news https://t.co/vIFlmDlMRc
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年9月9日
中国外務省によりますと王毅外相は10日から15日までの日程でベトナム、カンボジア、シンガポール、それに韓国の4か国を訪問します。
このうちベトナムでは副首相と外相、シンガポールでは外相などと会談するほか、韓国ではチョン・ウィヨン(鄭義溶)外相と朝鮮半島問題や国際問題などについて意見を交わすとしています。
中国外務省は今回の訪問のねらいについて「4か国とともに多国間主義と国際正義を守り、地域と世界の平和と安定に力を注ぐためだ」としています。
この4か国のうちベトナムとシンガポールはことし7月と先月、アメリカのオースティン国防長官とハリス副大統領が相次いで訪れたばかりです。
中国としてはアメリカ政府の高官が訪れた国に王外相を派遣してくさびを打ち、バイデン政権による中国包囲網とも言える動きに対抗するねらいもあるものとみられます。
ベトナムとシンガポールはアメリカと中国による綱引きとも言える状況の間に立ちバランスを意識しながら対じしていく構えです。
このうち中国と国境を接するベトナムは最大の貿易相手国でもある中国との関係を重視し、友好的な発展を目指す立場です。
その一方で、南シナ海での領有権争いを抱えているため、アメリカや日本と安全保障面での連携を強めるなどして、中国をけん制する一面も見せています。
ベトナムは自国が米中対立の中心となる事態を避けつつ、経済と安全保障の両面で国益を追求するため、一方の国に肩入れすることなく慎重なかじ取りを続けています。
一方、シンガポールはアメリカ軍に国内の基地の利用を許可する覚書を更新し2035年まで延長したほか、自国の最新鋭戦闘機の訓練をアメリカ国内で行うための合意を得るなど、伝統的にアメリカとの防衛協力を重視しています。
ただ、中国との貿易額はすでにアメリカとの額を大きく上回り、経済的な依存度は増しています。
このためバイデン政権が進める中国包囲網とも言える動きとは一定の距離を置く姿勢も示しています。
こうした事情を抱えるベトナムとシンガポールの両国は今回の王毅外相の訪問を、アメリカと中国との関係のバランスをとる機会として生かしたい考えだとみられます。
#東南アジア#朝鮮半島
米中首脳が電話会談 競争を衝突に発展させないため意見交わす #nhk_news https://t.co/NTYfjg0R0d
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年9月10日
アメリカのホワイトハウスは9日夜(日本時間10日昼前)声明を発表し、バイデン大統領が中国の習近平国家主席と電話で会談したことを明らかにしました。
声明によりますと、両首脳は互いの利益が一致する分野に加え、利益や価値観が異なる分野について幅広く戦略的な議論を行ったということです。
また、バイデン大統領は、アメリカがインド太平洋地域や世界の平和と安定、繁栄を重視していることを強調したということです。
さらに声明は「両首脳は、競争を衝突につなげないための両国の責任について意見を交わした」としています。
一方、中国外務省によりますと、習主席は「一時期からのアメリカの対中政策によって両国の関係は深刻な困難に直面している。中国とアメリカの協力は両国と世界に利益をもたらすが、対立は損害をもたらす」と述べたということです。
また、習主席は「互いの違いを適切に管理することで、気候変動問題や新型コロナウイルス対策、経済回復に加えて国際社会の重大な問題で協力を推し進めることができる」と述べ、連携を呼びかけたということです。
バイデン政権は、中国を「最大の競合国」と位置づけ、新疆ウイグル自治区の人権問題や南シナ海などでの海洋進出の動きに懸念を強め、日本など同盟国とともに圧力を強化しています。
今回の会談には、首脳どうしが直接意見を交わすことで、対立が意図しない形で先鋭化することを避けたいという思惑もあったと見られます。
#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制